僕はこれまで、じぶんが使ってきたカメラやレンズの気分みたいなものをブログに書き留めることを通して「ぼく目線のおすすめ」のカメラなどを紹介してきたんだけど、このX100Vは「なかでもイチオシ」のカメラになったんじゃないかと思う。購入から一ヶ月間ほど使ってみて、その思いは明瞭になったと思う。
なぜ、X100Vの存在を気にし始めたのか。そしてその後、購入から初撮り、自然の多い散歩道から街中のストリートまで、このX100と過ごした軌跡をブログに記しておきたいと思う。
ブログを振り返ってみると、僕も意外だったんだけど、発売直後くらいにこんな記事を書いてるんだよね。今から思うと、当時から潜在的に気にしてたのかな、X100Vのこと。でも当時の僕は、まさかじぶんがその後にこのカメラを手にすることになろうなどとはまったく思っていなかった。
登場から半年以上経ってから、僕はふとX100Vのことを意識し始める。不思議だよね、カメラ生活というのは生ものというか、その時のじぶんを取り囲む空気みたいなものが影響して、突如としてじぶんのアンテナに固有のカメラが引っかかり始めるんだよね。
で、気がつくと手に入れていたんだよね、X100Vを。でも、うっかり衝動買いしたという感覚ではなくて、じぶんの中で超高速で購入動機や購入後の使い方のイメージまで処理しての行動だと思ってる。もしくは過去からの思いの結実みたいな感じかな。
文中にも買いている通り、まあ濃く太くフィルムシミュレーション「クラシックネガ」に魅せられまくるのである。想像通りではあるけど、いや想像以上かな。理想の結婚相手を見つけたような、もの凄いフィット感といえば分かってもらえるだろうか。
上記の三つの記事は、写りとかより撮影フィールや機材面の話だね。でも、ファインダーとフィルターやフードの話はまあ、X100Vを手にしたら誰もが考え始めるポイントなんじゃないかな。
ハハハ笑、ついにはもうこんなこと言い始めてるからね。どんだけ僕がX100Vに惚れ、X100Vがじぶんのカメラスタイルにフィットしまくったか分かる記事だと受け取ってもらえれば笑。
そして本当に僕はフィルムで撮ることを忘れるに至り、フィルムで撮らない週さえ出てくる感じに。やっぱりフィルムは貴重なものになってきたからね。これは妥協とかじゃなくてデジカメで満足ゆくならそれもアリなワケです。
まあこの話には続きというか横道もあって、僕はその後X100初代機を買い、X-E3を買い戻すという道を辿るわけだけど、その褒められた話ではない?感じは、少し前の過去記事を見てもらえればと思う。どうかな、こんなで少しX100Vの魅力が伝わったかな。まあ、いつもの通り私見だらけだけど、誰かの参考になるといいな。それがブログの良さだからね。