FUJIFILM X-T5

数日前に購入した新刊書籍「FUJIFILM フィルムシミュレーション完全読本」を、週末になってからぼちぼち眺め始めている。いろいろ興味深いのだけど、これを見るととにかくFUJIFILMのカメラを持ち出して辺りを撮りたくなる笑。

そう、最上の読後感は「写真が撮りたくなる本」だということだ。

本の中身についてはネタバレになるのであまり書けないが、いまや全20種類になった各フィルムシミュレーションの特性をいま一度復習できるので、すでにFUJIFILMのカメラを使っている人にもよい頭の整理になるだろう。

玄光社「FUJIFILM フィルムシミュレーション完全読本」 写真は公式サイトより

一方、まだFUJIFILMのカメラは使ったことがないけど「色がいい」という声がちょっと気になっている、という人にもから一冊でかなり使用感のイメージはわくはずだ。

あと、フィルムをやっていた人とか、フィルム的な描写に興味がある人にも、おなじみ富士フイルムの上野隆さんがフィルム描写とフィルム製品について詳細の解説をしてくれているから、これもフィルムシミュレーションへの理解に大いに参考になると思う。

以前のブログにも書いたけど、富士フイルムのフィルムシミュレーションはエフェクトという感じではない。まさに、その日に装填するフィルムを選ぶような感覚だから、JPEGで撮っているという感覚も希薄で、僕なんかはフィルムカメラで撮るあの感覚を楽しませてもらっている。

FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R
PROVIA, FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R
クラシックネガ, FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R
クラシッククローム, FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R

もちろん、アナログとデジタルの描写は別のものだが、アナログ時代の知見は間違いなくデジタルにも培われていて、それは別の道というわけでもなく、一般の道のうえに続いている。そういう時代の流れを体感するうえでも、この一冊は興味深いだろう。

僕はきょうは、あらためてフィルムシミュレーションに取り憑かれて、朝はX-T5、夕方はX-E5と懲りずにFUJIFILMのカメラで散歩写真を撮っていた。フィルムシミュレーションブラケットを使って、いくつかのフィルムシミュレーションを撮り比べたらしながら。

開発者の人たちのこだわりなんかを思い出しながら、また実際のフィルム描写から受け継がれた部分やデジタル的にアップデートされた部分なんかを意識しながら撮るのも、これまた楽しい。なんか最近、カメラで写真を撮るのがマンネリしてきたなんて人にも、この一冊はいい刺激になるんじゃないかな。