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現在のデジカメに採用されているCMOSセンサーと比べると、色のりが良くてポジフィルム的な描写ともいえるCCDセンサーを積んだかつてのカメラたち。いまでも、CCDセンサーの描写を好む根強いファンも多い。
僕もNikonのCCDセンサー機を皮切りに、PENTAXとSONY、あとCanonのコンデジなんかでCCD機を楽しんでいる。
NikonのCCD機は3台。Nikon D200、D70、D3000で、いちばん使用頻度が高いのはオールドニッコールで絞り優先撮影ができるD200だ。Nikon提携ボディということでいえば、FUJIFILM FinePix S2 ProというCCDハニカムセンサーのカメラも所有している。
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Nikonでいえば他にも欲しいCCD機はあるが、いまでも3台のカメラをなかなか使いきれないでいるんで、これ以上は増やせないかなと思ってる。
同じCCD機でありつつも3製品でそれぞれ写りの印象は異なるし、CCD機の製品がいちばん多いのはNikonじゃないかと思うから、CCD機をまず試してみたいという人はNikonの中古カメラを探すのが最もとっつきやすいかもしれない。
CCDセンサーを積んでいた一眼レフといえば、PENTAXも思い浮かべる人は多いのではないだろうか。僕はPENTAX K10D グランプリパッケージというCCD機を最近気に入ってよく使っている。
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このボディは、2007年にK10Dがカメラグランプリを受賞したことを受けて発売された記念モデルで、カラーリングにゴールドやブラウンを採用し、バッテリーグリップも初めから付属された堂々とした佇まいも気に入っている。
そして、いちばん直近で手に入れたのがSONY α100だ。コニカミノルタからカメラ事業を引き継いだSONYが初めて世に送り出したモデルで、そのいかにも往年のMINOLTAの血を引いたルックスは、これまた素晴らしくカッコいい。
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それぞれの機種の写りは、このブログの過去記事をブログ内検索してもらうとして、CCD機が良いのは描写だけじゃなくてボディの価格が安いところ。当時は高価だったCCDセンサー搭載の高額なカメラたちも、いまでは中古モデルを数千円から見つけることができる。
レンズもほぼ同じように安値で見つけられると思うんで、金額にあまり躊躇することなくカメラやレンズ探しができるのはやっぱり魅力だ。
CCDセンサーの特徴を説明しているネット記事もけっこうあるが、写真という見る人の主観も混ざる世界でいえば、こればかりは使って、撮って、その目でたしかめてもらったほうが分かりやすい。
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かつてのコンデジなんかもCCDセンサーのものはけっこうあるが、センサーの大きさでいえばボケの豊かさなんかも堪能できる一眼レフがやっぱりおもしろいだろう。
ネットで探すもよし、中古カメラ店で店員さんに尋ねながら探すもよし。比較的、在庫も豊富で見つけられると思うんで、まずは安く手に入れて、じぶんの目でその独特と言われる描写の違いを確かめてほしい。
最新のミラーレス機も楽しいけど、かつてのCCD機もなかなか味わい深くて魅力的であることに気がつき、それもまた新鮮な体験だと感じるのではないだろうか。いちおうその世界にハマった一人のアマチュア写真愛好家が言うのだから嘘にはならないだろう。
連休もまだあと二日間ある。お近くの中古カメラ店を検索して、一、ニ万円ほどを握りしめてCCD機を探しに行ってみてはどうだろう。どうかしたらお釣りまで握りしめてホクホクで帰れるんじゃないかと思うよ。
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