PaperShoot

台湾発のデジタルトイカメラ〈PaperShoot〉が僕のもとへやって来た。これは素敵かも。

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PaperShootを早速組み立てみた。

この見た目、いかがだろうか。なかなかメカっぽいというか、どこか未来チックでもあって、思わず凝視してしまわないだろうか。僕はすっかり魅せられて、ひとまず目で愛でるようなひと時を過ごしている。

そうそう、きょうのこのブログは試写はまだしていないので、作例みたいな写真はないのでそこはご了承を。

でも、そもそもどんなカメラなのか?と不思議に思ってる人も多いと思うので、まずはどんなカメラなのか?ということと、なぜ僕は注文してみたのか?ということ、あとはどんな風に注文したらどんなモノがキットとして届くのか?あたりを、備忘録として書き残しておきたい。

ちなみに、なぜこのカメラのことが気になったのか?は、数日前のブログにも書いているので、興味のある人はそちらもご覧ください。

台湾発祥の大人のデジタルトイカメラ〈PaperShoot〉を注文してみた。 タイトルに書いた通り、まだ「注文した」という段階なので、モノは届いていないし、きょうのブログには使用レビューのようなものはないの...

まず、このカメラをひとことで言うなら、あのフィルムカメラである「写ルンです」のデジタル版という表現がいちばん分かりやすいのではと思う。

つまり、写ルンですのように「ファインダーをきっちりのぞくこともなく」、そしてデジカメなんだけどモニターもないので「撮った直後に画像確認はぜすに、帰宅してからSDカードをスマホやPCにつないて、ようやく写真とご対面」というものだ。

もう、これだけ聞いただけでも、ううう、楽しそうじゃん!…という人が少なくないんじゃないかと思う。僕もまさに、そういうクラシックカメラのような撮影所作といい意味での曖昧さにグッとくる人間なので笑

しかも、そうしたフィルムカメラのような撮影体験だけじゃなくて、その撮れる写真自体も「どことなくフィルム写真ぽい」というところが、フイルムライクな写真好きの人たちにウケているのだ。

PaperShoot。基板をまさにペーパーのような素材で包み込む作り。

そうそう、その製品名にPaperとある通り、その紙を折り曲げて使ったかのような極薄で超軽量なサイズもこれまた特筆すべき特徴。それこそ胸ポケットにストンと収まるし、そこに関しでは写ルンですよりさらに軽快だ。

それでいてだよ、1800万画素という十分すぎるサイズのデジカメでもあり、そのシンプルさから「トイカメラ」と名乗ってはいるけど、これがなかなかの現代的カメラであることも分かる。つまり、ここまでシンプルなのは「あえての、狙い」なのだ。

写りすぎない、どこかリアリティのあるゆらぎや曖昧さなんかを空気感としてすくいとって写真にしたい、という人はけっこう多いはず。それこそ、フイルムカメラやオールドコンデジが人気なのも、そういうナチュラルなエモさみたいなものを求める現象だろうからね。

そういう嗜好の人には、まさにド・ストライクなデジカメがPaperShootなのかもしれない。どうだろう。

ちなみに、僕はPaperShoot JapanさんのXアカウントを見つけて、そこから公式ストアに入り、販売代理店である蔦屋書店さんのECサイトから購入した。

いろんなカバー台紙を入れ替えることで、自分好みのデザインが楽しめるのだけど、僕はまずはスケルトンで中の基板なんかが透けて見えるタイプを注文した。そうしたら、オプションアクセサリーとして気になっていた広角&マクロレンズがアダプター付きで届いたので、それもよかった。

そうそう、SDカードも同梱されていたので、充電用のType-Cケーブルも付いてるし、自分で用意が必要とすれば充電タイプ(エネループとか)の単4電池が2本だけ。これでもう、その場で組み立てて、電池さえ充電できていればすぐにても撮影に持ち出せる。

PaperShoot。けっこう洒落た箱の中に、交換レンズとかいろいろ入って送られてくる。

けっこう秀逸だと思うのは、電源ボタンは無くて、シャッターボタンを押すと同時に電源も入り、撮影後には自動的に電源がオフになる。これは使いやすい。さすが台湾発というか、日本よりもさらにデジタルが日常的に浸透している海外ならではの発想かなと思った。

あとは撮影モードが四つあって、背面のシンプルなボタンで「クラシック」「モノクローム」「セピア」「ブルー」の撮影モードが選べる。有線で充電している状態なら10秒動画も撮れるとのことで、いやあ、なかなか遊び心に徹してる。素晴らしい。

と、いろいろ書きつつも、僕自身はまだ試し撮りに持ち出していないから、より詳しい実感や作例的写真は、また後日お伝えできたらと思う。

でも、とにかく写ルンですのように、ほぼボタンを押すだけの気軽さだからね。ファインダーらしき素通しの四角い窓はあるけど、これも気分的にのぞく程度で、焦点距離は22mmの画角の写真がサクサク撮れる。

組み立て完成後のPaperShoot
散歩とPaperShoot
散歩とPaperShoot

スペック的なことを書くのを忘れてたな笑。F値は2.2固定、シャッタースピードは1/30s~1/2000s、ISO感度は100~3200で、露出とホワイトバランスは自動調整機能という、そう、まさにシャッターボタンを押すだけの写ルンです的なシンプルな撮影スタイルなのがよい。

僕はひとまず、この素の広角22mmで撮ってみて、その後に2つの交換レンズも試してみようと思ってる。ひとつはより超広角となるWide Angle Lens、もうひとつは寄れるMacro Lens。そこまで性能に期待はしていないけど、トイカメラらしい遊べるいい意味でファジーな写真が撮れるとうれしい。

というわけで、とにかく第一印象だけガッと書きなぐった感じだけど、なんとなく手にした雰囲気は伝わっただろうか。それこそ撮れる写真に興味があると思うけど、そのあたりの写真はSNSなんかにも作例をポストしている人がたくさんいるので、まずはそれらを参考にしてもらえればと。僕もおいおい撮った写真をアップしていきます。

ところで「買いなの?どうなの?」と言われれば、価格的に三万円程度で手に入るし、ひとつ遊びのツールとして持っていても損はないんじゃないだろうか。というか、けっこうその写りの雰囲気と手軽さに魅せられて、PaperShootをスナップメイン機にしてる人もいるので、そういう意味でも「アリ」なんじゃないかと思う。

僕的にいえば、ふだんからSNSやYouTubeで作例なんかも拝見している「まきりなさん」や「Keikoさん」が愛用してるから、そこはもう不安はまるでないというか、期待しかないです笑。気になる人は、おふたりを #PaperShoot で検索してみると、いろんな作例や使用実感なんかも分かると思います。

22mmの広角なんで、この週末にその画角に合う場所で試し撮りできるかどうかちょっと分からないけど、まずは散歩から少し持ち出してみたいと思う。金曜日に届けてくれるあたりも、ニクいんだよなあ、PaperShoot笑。この夏はPENTAX 17もあるし、暑く、いそがしくなりそうだ。

追記)使ってたら、なんかポロポロと表面の透明フィルムみたいなのが剥がれてきて…あれ!?、なんとお届け時は製品保護用に薄い透明フィルムが貼られてました。ごめん、この記事の製品写真には薄〜い透明フィルムがまだついてる状態です。ご了承を!(フィルムを剥がしたらさらにツヤツヤピカピカに!)

◎参考までに、下に公式ストアのリンクと、あとAmazonにサマーバージョンの商品もあったのでリンク貼っておきます。

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