いやごめん、本当にみんなが好きかどうかは分からない。だって、FUJIFILM X-Pro3の長所でもあり短所でもある部分だから。
でも、不思議とTwitterにこの背面小窓と選択フィルムシミュレーションの写真を載せると、割とみんながいいねの反応をしてくれる。どうやら、僕のタイムラインの人たちには好意的に見られてるようだ。
僕なんかは、背面小窓のProシリーズを手に入れておきたいと思ってX-Pro3を選んだクチだ。というのも、以前のブログにも書いたけど、この背面小窓=隠しモニターのギミックは、たぶん、いやほぼ間違いなく後継機であるX-Pro4では元通りに改良され、X-Pro2までのように通常の背面モニター仕様に戻されると思うんだ。
それはつまり、この背面小窓の廃止も意味する。そりゃ、撮ったその場で撮影画像を確認できるのが特徴のデジカメというプロダクトからすると、普通に背面モニターがあったほうが便利だからね。おもしろいかどうかは別として、便利という話。背面モニターを望む人が多ければ、企業としてはやはりそっちのマーケティングを選ぶと思うんだ。
でも、ある女性のユーチューバーの人も動画の中で語っていたけど、この背面小窓が理屈抜きに可愛かったからX-Pro3を買うことにしたと言ってたくらい、僕もこの背面小窓にはやられてしまっている。
まあフィルムカメラの背面ポケットにフィルムパッケージの切れ端を入れていた人間だから、そのオマージュという点からもフィルムシミュレーション表示小窓というのはキュンとくるのかもしれない。X-Pro3ではそこまで遊び心を爆発させてくれた富士フイルムだけど、次の後継機ではさすがにもうちょい冷静になるんじゃないかと思ってね笑。
僕は以前は、こうしたレンジファインダースタイルのカメラとしては、ライカのM型デジタルであるLeica M-P typ240というカメラを使っていたけど、いまではすっかりこのX-Pro3へ移行してしまった。AF撮影やEVF撮影もできるし、なにより故障時の修理なんかも国産のカメラならなにかと安心だしね。ラフに使えるんだよね。
それでいて、フィルムカメラ好きの遊び心をここまで満たしてくれるFUJIFILMというブランドには、ほんと感謝してる。「遊び」という範疇でカメラや写真を楽しむことを彼らは舐めずに真剣に考えているというか、趣味カメラの極みが僕にとってはFUJIFILMでありX-Pro3なんだよね。あまり万人にお勧めするモノじゃないかもしれないけど、よかったら、一度お店で遊んでみてください笑。
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