FUJIFILM X-Pro3

FUJIFILM X-Pro3の背面の小窓は、ちょっとした魔法なんだ。

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FUJIFILM X-Pro3のフィルムシミュレーション小窓

僕のTwitterをのぞいてくれてる人は分かると思うけど、僕はいま、このFUJIFILM X-Pro3の背面の小窓にすっかりゾッコンなんだ。遊びごころと片付けるにはあまりに過小評価すぎる、それくらいこの小窓はマジックなんだ。

一言でいえば「僕はデジカメにフィルムを詰めて撮っている」ということになるだろうか。いや、そんなことあり得ないだろうと言われると思うけど、これが本当にそんな気分に浸れるんだ。ある時はVelviaを詰めて、ある時はACROSを詰めて、ある時はASTIAを詰めて。そんな、あのフィルムとフィルムカメラのリズムを楽しみながら、僕はデジカメでいま写真を撮っている。凄いこと考えるよな、富士フイルムという会社は、と今さらながら国内唯一のフィルム販売会社の思い入れみたいなものを味わってるんだ。

FUJIFILM X-Pro3, ULTRON 35/1.7 L

でも、背面モニターで撮った写真を確かめられないんでしょ?と言われそうだけど、そう、背面では確かめられない。でも、確かめたいなら、設定でファインダーの中に撮影直後に写真が表示されるようにすればいいし、背面モニターを開ければメニュー画面が操作できる大きなモニターが現れる。僕のカメラの使い方、写真の撮り方でいえばまったく問題ないのである。

いや、別に問題じゃないな笑。これが、このカメラの唯一無二の特徴だから。モニターの中で写真を追いかけるんじゃなくて、常に目の前の被写体とファインダーとに集中する、あのフィルムで撮るリズムを堪能するカメラだからね。それは、想像以上に心地いいということだけは、ここでお伝えしておこう。これはまさしく、フィルムカメラなデジカメなんだよ。それは単にカメラのギミックだけではなくて、フィルムシミュレーションと、その小窓がもたらす世界観なんだよね。

僕はいま、ライカM3を革の張り替えでカメラ屋に預けてあって、連休中にM3で撮れないのはちょっと寂しいなと思ってたんだけど、このフィルムカメラなデジカメX-Pro3のおかげで特に不満なくシャッターが切れるゴールデンウィークを過ごしている。なんというか、モニターを見る時間を、景色やファインダーを見る時間に移せてるというかね。わずかな時間に思えるかもしれないけど、この差は決して小さくないし、むしろ偉大で貴重な過ごし方なんじゃないかと感じてる。

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