FUJIFILM X-Pro3

富士フイルム Xシステムの原型、X-ProシリーズとXF 35mm f1.4 Rの良さ。

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FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f1.4 R

カメラやレンズの国内最大の祭典〈CP+ 2024〉が開催中の連休ということで、X(旧Twitter)やThreadsでもカメラやレンズの話題がいろいろと飛び交っていて、なんだか気分的にも「春が来た」という感じ。

なかでも、CP+ 2024開催直前に発表されたFUJIFILM X100VIはやはり人気のようで、タッチ&トライを体験した人の声や、歴代のX100シリーズの展示品と共にX100VIの実機を写真に収めた人たちのツイートであふれていて、FUJIFILMファンの一人として実にうれしい。

X100シリーズはジャンルこそ「コンデジ」と呼ばれるけど、実機を触ってみるともはやコンデジというよりは「写真機らしさ」をビンビンに感じるカメラで、そういうプロダクトに注目が集まるというのはカメラ界全体の活況にも期待が膨らむ。

そんなX100シリーズと共に富士フイルムの「写真機らしさ」を放つのが、レンズ交換式のXシステムのルーツ、X-Proシリーズだ。

FUJIFILM X-Pro3, FUJINON XF35/1.4R

X-Proシリーズは、X100シリーズ同様に唯一無二のハイブリッドビューファインダーを積んでいて、最新のミラーレス機にも関わらずOVF(光学ファインダー)に切り替えて撮影することもできる。

そのレンジファインダー風のスタイルからM型ライカと比べられることが多いが、EVFでも撮れること、そしてなんといってもオートフォーカスで撮れることが魅力で、その初期にセットのように登場したAFレンズ〈XF 35mm f1.4 R〉との組合せは、デザイン的にも相性的にも最も「らしい」と思っている。

M型ライカと対比というよりは、M型ライカとX-Proシリーズの互いの魅力を行き来するのが写真機の時空を超えた楽しみだとも感じでいるんだけど、そういうことがライトに語られている動画を見つけたので紹介しておこう。

俳優の石井正則さんのYouTube動画チャンネルで、同じく俳優仲間の音尾琢真さんとカフェでなにげなくカメラ談義をされている動画だけど、その普段着的な語り合いの空気感がすごくいいよね。まるで僕らの日常のようで、あゝそれ分かる!という話に実にほっこりした。

音尾さんといえば、先日、女優の奈緒さんがライカストアにカメラを買う際にアドバイザー的にご一緒されていて、わ、カメラがお好きなんだ!と思っていたけど、この動画を見て「ガチだ」と確信した笑。

その音尾さんも言われていたけど、X-Pro3を使っているとM型ライカが使いたくなり、M型ライカを使っているとX-Pro3が使いたくなり、MF機とAF機のその両機を行き来するのが楽しいと。まさしく、同感だ!と動画を見ていて何度も頷いてた笑。

Leica M8, FUJIFILM X-Pro3

あと、この動画がおもしろかったのは、石井正則さんのフィルム機であるLeica M3に装着されていた初代ズミクロンの「沈ズミ」を、音尾さんのLeica M10-Rに装着してもらって撮り比べしている様子。この時空を超えた感覚がレンズ交換式システムの楽しさでもある。

なんかX-Proシリーズと神レンズであるXF 35mm f1.4 Rの話題から少し話がズレてきた感があるけど笑、まあとにかく書きたかったのは、EVFやAFでも撮れるレンズ交換式のX-Proシリーズもいいぞということ。それは、ひとたびこのセットを外に出る持ち出してスナップすれば、分かる。

僕の見立てだと、この先X-Pro4は必ず出てくると思うし、その時はX100VI同様、高画素センサーで手ぶれ補正機能を積みつつ、ほぼあの薄さのままで出てくるだろうから、これまたX100VI同様に「写真機らしさ」全開で話題となるだろう。まあ、あくまで僕の個人的な妄想であり空想の話ではあるけど笑。

FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f1.4 R

でも、現行機のX-Pro3もいいし、その前のX-Pro2も名機、なんならX-Pro1だっていまだ現役で使えて味がある。そんなX-Proシリーズにそれこそ沈胴ズミクロンをつけて撮るのも楽しいし、AFのXF 35mm f1.4Rをつけてヒュンヒュンとスナップして歩くのもライトで最高だ。

僕にとっても宝の一台であるX-Proシリーズ。いい機会だから、X100シリーズのルーツを調べると共に、このX-Proシリーズの魅力についても探求してもらえればおもしろいと思う。そこには、カメラの過去と未来が詰まっているのである。

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