FUJIFILM X-Pro3

ミラーレスということを意識しないカメラ、FUJIFILM X-Pro3。

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FUJIFILM X-Pro3

まあ、これはあくまで僕の感覚の話なんだけどね。あと、正確にいうとX-Proシリーズということになるかな。つまり、背面モニターの有無が理由というよりは、光学ファインダーが選べるハイブリッドビューファインダーであることが大きい気がする。

じゃあ、同じハイブリッドビューファインダーであるX100シリーズもそうかというと、僕的にはX100シリーズはミラーレスカメラであることを普通に感じる。これはシャッターフィールによるところが大きいと思っていて、レンズシャッターでほぼ無音で撮れる感じはやはりミラーレス機だと。

だからといってX100シリーズがおもしろくないかというと、決してそういうことはなくて、コンデジならではの軽快感はやはり特筆すべきもので、あの気軽さだから撮れるスナップってやっぱりあるんだな。僕はとにかくラフにスナップしたい時は、意識してX-ProシリーズじゃなくてX100シリーズをチョイスするので。

逆に言えば「撮った感」を味わいたい時はX-Proシリーズを持ち出し、その写真機らしさを堪能するわけです。いや、もうほんと、個人的な感覚の使い分けでしかないのだけど、一人の使い手としてそう感じるので、いちおう嘘にはならないだろうし、きっと同じ感覚を抱いてる人もいるんじゃないかな。

そういう意味では、やはりX-Proシリーズというのは独特の世界観を持った現行カメラだと思う。同じFUJIFILM XシリーズであるX-T5も使ってるけど、たしかに見た目はクラシックな写真機のムードを持っているけど、X-T5はEVFであることが大きくて僕はミラーレス機だと認識して使っている。他メーカーのミラーレス機よりはミラーレス感は薄いとは思うけど。

Leica M8, FUJIFILM X-Pro3

なんか、どうでもいい話になってきたけど、まあつまり、ミラーレス機なんだけど写真機らしさを色濃く感じて撮りたいなら、X-Proシリーズという選択はけっこう唯一無二の選択で、実は見た目以上に趣味性を感じさせてくれる一台だよという話。すでに販売終了と言われつつも、まだ新品を探して買い求めている人がいるのは、僕はけっこう頷けるのである。

それってM型ライカのほうがそうなんじゃないの?と言われそうだけど、M型デジタルはEVFは選べないし、ある程度離れた距離で写真を撮ることが前提のカメラだから、X-Proシリーズとはまた別物であって比べるものじゃないという風に僕は感じている。まあこれも、かなり個人的な見解ではあるけど。

そう考えると、やはり富士フイルムという会社はかなりクレイジーな製品づくりをしている。フィルム会社ゆえの独特の色味を出すフィルムシミュレーション然り、他のメーカーとは異なるポジションということをかなり意識してるんじゃないかな。それは好き嫌いも生んでるかもしれないけど、僕はその個性に惹かれている一人だと感じている。

まあ、この話に結論は特にないのだけど、なぜ僕がFUJIFILMのX-Proシリーズをこよなく愛しているのか?という理由みたいなポストでした。あまり誰かの参考にはならない気がするけど笑

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