FUJIFILM X-Pro3

FUJIFILMのフィルムシミュレーションの記事、まとめてみた。

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FUJIFILM X-Pro3の背面小窓

僕がFUJIFILMのカメラを好んで使うのは、そのクラシックなデザインによるものも大きいけど、フィルムシミュレーションが選べて撮れるということが実はいちばんポイントだったりする。

昔からちょこちょことFUJI機を使ってきたけど、これだけ常用カメラがFUJI機一色みたいになったのは、クラシックネガで撮りたいと思い立ちX100Vを手に入れたことがきっかけだから。

FUJIFILMのフィルムシミュレーションは、なんといってもフィルム会社ならではの実在するフィルム銘柄をモチーフにした撮影ポジションが選べることが他社にはない魅力。

もちろん他社製のカメラにも、スタンダードとかビビッドとか描写が選べるいくつもの撮影ポジションの種類があるんだけど、それが例えばFUJIFILMのフィルムシミュレーションなら「PROVIA」とか「Velvia」といったフィルムファンにはおなじみのパターンの中から選ぶことができる。

どうです?ちょっとそそられるでしょ笑。

FUJIFILMの反撃きた笑。フィルムシミュレーション開発者談義の動画なり。 まあ、反撃と受け取ってるのは、僕の個人的な見解なんだけどね笑。でも、いま巷を騒がせているクラシックスタイルのAPS-Cミラーレス...

で、もしこれまでFUJIFILMのデジカメを使ったことが無いという人には、ぜひ一度、このフィルムシミュレーションを体験してみてほしいと思って、僕が過去にぶろくに載せてきた関連記事をちょっとまとめてみることにした。

FUJIFILM機ユーザの人も、そうでない人にも、ぜひ。デジカメWatchさんのフィルムシミュレーションの良記事。 ここ数日、デジカメWatchさんが富士フイルムの開発者の方々にインタビューするかたちで「フィルムシミュレーションはどのようにつく...

フィルムシミュレーションをなぜここまで推すかというのは、上の二つの記事に登場する開発者の方々のコメントを読んでもらえればもう一目瞭然だと思うけど、そう、フィルムを開発していた人たちがフィルムシミュレーションの開発にも携わっていたりするから、それはめざす描写の方向もこだわりようも当然フィルム販売会社のソレなのである。

X-Summitで紹介されたフィルムシミュレーション・マップが、なかなか興味深い。 FUJIFILMの新製品発表の場であるX-Summitのことについては少し前のブログでも触れたけど、注目されたGFX 100Sや...

僕の場合は、RAW現像をせずにJPEGオンリー派なので、なおさらこのフィルムシミュレーションは重宝してるんだけど、RAWで撮る人も最終的に現像時にフィルムシミュレーションの色調に合わせにいくというのも聞くし、動画で撮る人もフィルムシミュレーションで撮れるのがたまらないという人も多い。

最近のフィルムシミュレーションは、過去に実在したフィルム銘柄だけじゃなくて、フィルム銘柄名のつかない独自のデジカメ描写を追求したものも多いから、ぜんぶでいま19種類あるのかな、なかなか悩めるほどの楽しさだと思う。

FUJIFILMのフィルムシミュレーション、ASTIAがいちばんポジらしいかもしれない。 最近、僕はFUJIFILM機のフィルムシミュレーションにあらためてハマってるんだけど、いちばん基本的なフィルムシミュレーションと...

フィルムシミュレーションの世界を追求し始めると、これまた違う意味での沼に突入するから笑、カメラ沼やレンズ沼とは異なるもう一つの濃密な写真ライフがきっと送れると思う笑。

ACROS色で撮りたくて。 ACROSとは、あの黒白ネガフィルムのことであり、現在のFUJIFILMのデジカメに搭載されたフィルムシミュレーション(黒白撮影...

ちなみに、動画の中とかで開発者の方々も言ってるけど、よく言われる誤解として、「フィルムとフィルムシミュレーションの描写は違うじゃないか」という声があるんだけど、これは正確にいうとフィルムの描写を再現したんじゃなくて、そのフィルムが本来目指した描写にデジタルの力も加味して近づけていっている、というのが正解。

だから、例えばフィルムのASTIAとフィルムシミュレーションのASTIAの描写を比べると全然違うじゃないか、というのは正しいけど正しくないというか、それは違っていて当たり前で、フィルムもデジタルも共にASTIAが目指した描写をフィルム的アプローチとデジタル的アプローチで追いかけてるということになる。

FUJIFILM X100Vのフィルムシミュレーション3種類を撮り比べてみた。 僕はX100Vを手に入れるきっかけが「クラシックネガで撮りたい」というものだったわけだけど、同じようにFUJIFILM機のフィル...

実在したフィルム銘柄を懐かしむもよし、フィルム販売会社ならではの色や粒状感をデジタルで楽しむもよし。

安く手に入る中古カメラでもかなりのフィルムシミュレーションの種類が試せるので、ぜひ未体験の人は一度はあの世界を堪能してみてほしい。

少しデジカメの見方が変わると思うし、なにより日常的なスナップがとても楽しく、愛おしいものへと変わっていくと思う。

さあ、ようこそ、フィルムシミュレーションの世界へ。

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