FUJIFILM X100V

FUJIFILM X100Vのフィルムシミュレーション3種類を撮り比べてみた。

FUJIFILM X100V Black

僕はX100Vを手に入れるきっかけが「クラシックネガで撮りたい」というものだったわけだけど、同じようにFUJIFILM機のフィルムシミュレーションに興味を持っている人も多いと思う。そこで、ふだんは「クラシックネガ」オンリーの僕が、ブラケット撮影で同時に「PRO Neg. HI」と「ETERNA/シネマ」で撮ってみたので、よかったら参考まで。

以下、1枚目から3枚目まで「①クラシックネガ」「②PRO Neg. HI」「③ETERNA/シネマ」の順で写真を並べていきたいと思う。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

どうだろう、やっぱりけっこう違うよね。というのも、クラシックネガはいかにもフィルム写真好きのタッチだけど、PRO Neg. HIはポートレート向けだし、ETERNA/シネマは動画向きと謳われてる。だから、こうして花や自然の多い散歩道だと比較しづらいのもあるかもだけど、どれも三者三様で良さがあるよね。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

ちなみに、メーカーが謳うそれぞれのフィルムシミュレーションの特徴説明は、以下のようになっている。まず、①クラシックネガ。「深い色とメリハリのある階調で、被写体をしっかりとした立体感で表現します」というもの。先日書いたフィルムシミュレーションの記事の中にもある通り、やはりクラシックネガは際立って独特の描写をする異端。これだけで「買い」なのである。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

続いて②PRO Neg. HIは「コントラストを高めた、ややメリハリのあるポートレート撮影に適します」と謳われている。富士フイルムの開発者の方の説明だと、たしかスタジオの中で照明などをしっかり配した時のテイストを表現したと言ってたと思う。そういう意味ではこうした散歩スナップに適したフィルムシミュレーションではないのだろうけど、なかなかいい味を出してると思うのは僕だけだろうか。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

そして最後は③ETERNA/シネマ。「落ち着いた発色と豊かなシャドートーンで、動画に適します」とある。シネマと付いてる通り、まさに映画のようなムービーを撮るのに合ってるんだろうね。たしかに落ち着いたトーンはパリやロンドンの街角のような、シネマチックな都市の情景を撮るのにいいのかもね。僕はスチールでもおもしろいと思ったけど。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

アンダー気味でも撮ってみたけど、オーバー目の写真よりは差が出にくい気がしたけど、こうして赤や暖色系の色が入るとやはりその差がけっこう出る。富士フイルムの開発者の方が言ってたけど、ヨーロッパ的なクラシッククロームと比べると、クラシックネガは日本的な描写らしく、それはこの赤みの出方にけっこうあるのかなと思う。どうだろう。

FUJIFILM X100V, クラシックネガ
FUJIFILM X100V, PRO Neg. HI
FUJIFILM X100V, ETERNA/シネマ

どうかな、少しは参考になったかな。いまなんとなくX100VやX-S10なんかを購入検討してる人たちの少しでも参考になればうれしいけど。

FUJIFILM機ユーザの人も、そうでない人にも、ぜひ。デジカメWatchさんのフィルムシミュレーションの良記事。 ここ数日、デジカメWatchさんが富士フイルムの開発者の方々にインタビューするかたちで「フィルムシミュレーションはどのようにつく...

ところで、撮り比べて僕自身は?というと、これはもうやっぱりというかクラシックネガが大好きである。どのフィルムシミュレーションもそれぞれ好きだけど、クラシッククロームやアクロスなんかは所用するX-E3でも味わえるから、特にこのX100Vはもうクラシックネガ専用機でもいいと思ってるくらい。僕はもともとJPEG撮って出し派だから、FUJI機がもともと性に合ってたのかもしれないね。それにしてもフィルムシミュレーション派想像以上に奥が深い。他のフィルムシミュレーションもじっくり堪能していこう。

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