カメラへの思い

人生初めてのカメラは、中古カメラで(が!)いいと思う。

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と書きつつ、実は僕も人生初めてのカメラは新品を買ってしまったんだけどね。というのも、まわりにカメラのことを聞ける詳しい人もいなかったんで、中古カメラのマーケットがこれだけしっかりあるという認識がなかったんだよね。

でも、もしいまの僕のように少し知識があったなら、人生初のカメラはまず間違いなく中古カメラを選びます。安く手に入り、なんとなく直感でいいと思ったカメラを手に入れて、まずはとにかく分からないなりにたくさんシャッターを切る。そうすれば、自然と「じぶんの撮りたい写真や、それに合ったカメラやレンズ」が見えてくる。撮ることが、カメラ選びの最高の参考書なのだ。

僕について言えば、最初に手にした新品のカメラ(一眼レフとコンデジ)は、3ヶ月も経たないうちに次のカメラへと買い換えたと思う。まあ、最初のカメラは勉強代だと思えばいいんだけど、だったら最初のカメラはなるべく安いほうがやっぱり賢いし、次の本命カメラの軍資金も貯まるというわけです。

いまは新品のカメラはどれもほんと高価なんで、いきなり買うのはなかなかしんどいし、どうしても購入資金に慎重になるから理想のカメラより少しランクを落としたモノを手にしがち。であるなら、例え型落ちでも中古カメラなら理想のカメラのグレードのものを安く手にできるし、本当の意味で次の同じ本命ランクのカメラの試し撮りにもなる。

現代のカメラは一世代、二世代前のモノとかでも、基本性能的にはまず不満は感じないだろうし、初めてカメラを操作する人なら「ずけー、これが本格的カメラか!」という感動しかないはず笑。安いカメラではなく「安くなった、いいモノ」のほうが、いろんな意味でカメラの本質みたいなものも見えてきて、結果よかったりするのである。

僕の初めてのFUJI機だったX-E2(中古)

どうしても他人が使ったモノは嫌という潔癖症的な人でないなら、いまの僕なら最初の一台は間違いなく中古カメラを勧めます。いや、僕もどちらかといえば以前は他人が使ったモノより新品のほうが…という人間だったと思うけど、フィルムカメラを中古で手に入れるようになってからは、いつのまにかまったく中古であることを気にしなくなった笑。

まあ、もちろん最初から新品のいいモノを手に入れられて、かつ次の本命カメラがチラついた時にすぐに買い替えられる財力がある人なら、最初から新品のいいグレードのモノにまっしぐらに行ってもらうのがいいと思うけど、まあ間違いなく最初の一台はすぐ買い替え時期が来ます。その「じぶんの好みや感覚がわかり始める」という地点からが、本当のカメラ人生のスタートなので笑。

最初の一台が中古カメラなら、中古カメラ屋の店員さんからおそらく新品カメラを買う以上にいろんなアドバイスや機材話を聞けると思う。それもまた、中古カメラで始めるメリットだと思う。そうやって試行錯誤してる間にお金が少しずつ溜まり、そうやって念願の新品カメラを手に入れたほうが歓びも大きいはず。いまの僕ならそうするなあ笑。

カメラ人生は横道にそれるのもまた楽しかったりするのだけど、まあ金銭的にはできるだけ寄り道しないほうが得策だったりもするから、その出発点となる最初の一台は中古カメラがいいかもよ、という話でした。

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