PENTAX K-1 Mark II

ひとつくらいPENTAXみたいなブランドがないとね。

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PENTAX K-1 Mark II

さっきなにげにXを眺めてたら「K-1 Mark IIIがいよいよ出てくるかも!?」という噂を見かけた。もし本当に出てくれば「レフ機の新型機」ということで、いまのミラーレス機ばかりとなったカメラ界に「ひとつの選択肢」の風が爽やかに吹くことだろう。

ここ数年のPENTAXは、そうやって他所がやらないユニークなことを地道に市場に打ち込んで、しっかりとその存在感を示し、それに共鳴するコアなファンも獲得している印象が僕はある。

光学ファインダーでこれからも行くと宣言して登場した小さなフラッグシップ機 K-3 Mark IIIの投入。そのなんとも大胆なジェットブラックボディの採用。写真の原点を思い起こさせるモノクロ専用機 K-3 III Monochromeの追加。そして、世の中をあっと驚かせた新製品フィルムカメラ PENTAX 17の販売開始。

PENTAX K-3 Mark III
PENTAX 17

それらが企業の売り上げにどれほど貢献しているかは分からないけど、PENTAXユーザーの誇りのような歓喜と、カメラ界全体に与えた活性化のムーブメントという意味では、ブランドの大きさを遥かに超えた効果を発揮してるんじゃないかと思う。なんといってもまわりはキヤノンやニコン、ソニーだからね。

そんな大企業ブランドらと共存しつつオリジナリティを発揮するためには、他所と同じ路線で走っても仕方ない。規模とはある意味異なる「ユニークさ」で存在感を放っていかないといけないし、それが単なる奇抜さではなく歴史に裏打ちされたPENTAXというブランドの技術的個性でもある。

PENTAX K-1 Mark II, PENTAX 17
PENTAX K-1 Mark II, APO-LANTHAR 90mm f3.5 SL Close Focus
PENTAX K-1 Mark II

僕は去年の暮れにK-1 Mark IIを手に入れたばかりで、これが壊れでもしないかぎり新製品に買い替える予定はないが、世の中的には「K-1 III」の登場を首を長くして待ち侘びていた人たちがたくさんいる。光学ファインダーとレフ機の素晴らしさ、ここにアリ!という衝撃を、軽やかに世の中に打ち込んでほしいものである。

PENTAXのカメラは、一度手にして人生を共にしてみると、これほど濃厚な撮影体験を堪能できるカメラもなかなか無い、ということに誰もが気づかされる官能的道具。その鋭い斬れ味をぜひ、ひとりでも多くの人に体感してほしいと、ファンのひとりとして強く思う。

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