
再購入した7Artisans 50mm f0.95だけど、Nikon Zfc、FUJIFILM X-Pro3に続いて、X-T5に装着してみた。これまたなかなかカッコいいと感心するのは、もはや親バカみたいなもんだろうか笑
このレンズはマニュアルフォーカスタイプだけど、最新機のひとつであるX-T5であれば、たぶんビギナーの人でも使いやすい。
ファインダーのEVFはとても見やすいから、手動のピント合わせもむしろ楽しい光景だろうし、シャッターフィールも実に小気味よく軽快だ。手ぶれ補正も効いてるし、撮影データをパソコンに取り込んで編集しなくても、フィルムシミュレーションでじぶんのイメージに近い写真に仕上げてくれる。

見た目はダイヤルがたくさんあってフィルムカメラのようなクラシックな風貌で、持ち歩く時でもアクセサリー的な洒落たデザインが特徴のカメラだけど、中身はバリバリの最新ミラーレスカメラなのだ。
4000万画素を超える高画素機だから、僕も初めはそこまで大きなデータはいらないのだけど、と思ったけど、ファンクションボタンで簡単に1.4倍や2.0倍のクロップ切り替えができることもあり、周囲を切り取っても十分な画素数を確保できる。そう、ボタンひとつで単焦点レンズを望遠レンズ的にも使えるのだ。
そんなこんなを考えると、APS-Cの絶妙なコンパクトサイズのなかに「ぜんぶ入り」の性能が詰め込まれた、実に理想的で汎用性の高い日常的実用カメラであることに気づく。それでいて、趣味性の高いデザインの良さも楽しめるのだ。




僕自身は便利さよりも趣味性の高いカメラが好きなんで、どちらかといえばX-Pro3を好む傾向はあるけど、いざX-T5に持ち替えると「あゝ、X-T5の使いやすさは特筆モノだな」といつも思う。
カメラはあまり取っ替え引っ替えせずに、一台のカメラでレンズ交換をいろいろ楽しむという人なら、X-T5が最良のチョイスじゃないかな。たぶん、長い付き合いのそれこそ「愛機」であり「相棒」になる一台だと思う。

そうそう、フィルムシミュレーションもファームウェア更新で最新のREALA ACEまですべて使えるから、まさしくXシリーズの「ぜんぶ入り」。10年は軽く使える、というのがX-Tシリーズの開発コンセプトでもあるから、僕もしっかり元を取るまで使い倒そうと考えている。
ブラックボディも凝縮感があってカッコいいんだけど、僕はより写真機的なシルバーボディがおすすめだ。X-T5が目の前にあると、ほんと目と頭が癒されるのである笑
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