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愛用しているFUJIFILM X-T5については、高画素機であることはまったく購入理由じゃなかったのだけど、唯一重宝しているといえばデジタルテレコンを多用していることだ。
いわゆるクロップ撮影で、X-T5の場合は1.4倍と2倍で撮ることができる。例えば今朝持ち出したXF 23mm f1.4 Rのレンズだと通常はフルサイズ換算で35mmの画角となるけど、デジタルテレコンを使えば約50mmと約70mmに切り替えて撮影することができる。
ちなみに1枚目のモノクロームの花の写真は70mmでめいっぱい寄って撮っている。たしかに高画素機ならクロップしてもある程度の画素数を稼げるんで、割と躊躇なくクロップできる気軽さがある。
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以下の3枚の写真は上から順に、約35mm、約50mm、約70mmとデジタルテレコンで切り替えて撮ったもの。僕は切り替えしやすいように、シャッターボタンそばのファンクションボタンに切り替え機能をセットしている。
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2倍ともなると盛大に寄れる。XF 23mm単焦点でも、広角から中望遠まで撮れる標準ズームレンズを装着しているようなもの。このデジタルテレコンを多用するようになって、ズームレンズ欲というのも一旦無くなった。単焦点好きでラフなスナップを好む僕にはこれで十分じゃないかと。
僕の場合はX100Vでもデジタルテレコンを多用してズームレンズ代わりにしているし、RICOH GRでもクロップはよく使う。なんといってもレンズが大ぶりになることなく、小型軽量のまま中望遠域まで使える手軽さがいい。
このデジタルテレコン、あと有効な使い方としては超望遠域のさらなる拡大稼ぎだろう。もともとAPS-Cで1.5倍稼いで、さらにデジタルテレコンで2倍稼げるとなると、X-T5用に望遠ズームを検討してみようかと考えたりもする。まあ、野外は僕の場合はPENTAX機が好みではあるけれど。
なにかと最新機能を引き出せていない僕だけど、X-T5についてはこのズームレンズ代わりのデジタルテレコンは重宝して使っている。このあたりの写真はまたこのブログやTwitter Xのほうにポストしていきたいと思う。