FUJIFILM X-T5

古いフィルムカメラから、最新のミラーレスFUJIFILM X-T5に違和感なく持ち替える。

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FUJIFILM X-T5, XF 23/1.4 R

昨日はフィルムカメラ Leica IIIaで撮っていて、今朝は写真にある通り最新ミラーレスのFUJIFILM X-T5に持ち替えて朝の散歩へ出かけていたのだけど、ふと「それにしても、違和感が無いな」とあらためて思ったり。

1930年代のカメラから2020年代のカメラに持ち替えたわけだから、約一世紀も開発時期が異なる2台のカメラの間には相当な差があってよさそうだけど、これが驚くほどシームレスに持ち替えられるわけである。

もちろん、フィルムとデジタルという根本的機構や描写はまったく別物ではあるものの、写真機としての使用感や撮影所作の面白みはある意味、不変なのである。

いや、これを「それって進化に乏しい、ってことじゃないの?」と捉える向きもあるかもしれない。けれど、電気を使わない機械式のフィルムカメラを使ったことがある人なら「機械任せじゃなくて、じぶんで操作して撮るあの歓びがいいんだ」という人も少なくないはず。その歓びが、FUJIFILM X-T5にはしっかり体現されているのだ。

FUJIFILM X-T5

カメラに詳しい人ならご存知の通り、FUJIFILM X-T5はいまもシャッタースピードダイヤルを残し、フジノンレンズには絞りダイヤルも設けられている。その撮影所作は、35mmフィルムカメラのルーツであるバルナックライカとなんら変わらない。おまけにフィルムを選ぶようにフィルムシミュレーションを選んで撮るスタイルだから尚更だ。

まあ、それを求めてFUJIFILM X-T5を選んで購入しているわけだけど、フィルムカメラからこうして持ち替えると、あらためてその「変わらぬ良さ」のようなものに思わずニヤリと感心する。

FUJIFILM X-T5, XF 35mm f1.4 R

X-T5はハイブリッドビューファインダーではないので、ファインダー像は光学ファインダーではなくEVFなんだけど、EVFであることもふと忘れさせてくれる「写真機感」があると言ったら言い過ぎだろうか。でも、富士フイルムらしい、よく出来た写真機だと思う。

フィルムとデジタルの両方が楽しめる今の時代らしいカメラ、と言えるかもしれない。フィルムカメラから持ち替えて変わったことがあるとすれば、シャッターを切る回数が増えたということか笑。まあ、これはデジカメの最大の恩恵なので、ここは思いっきりその恩恵を味わいたいと思う。

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