FUJIFILM X-T5

せめてX-T5が手に入りやすければいいんだけどね。

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FUJIFILM X-T5, XF 18/2 R

先日、FUJIFILMの新たなエントリー機(別に入門機じゃなくてトラベルカメラかな)が発表されたけど、いまFUJIFILMの新品ラインナップは少し寂しい状況にある。

というのも、人気だったX-E4やX100V、X-Pro3なんかが軒並み受注停止になって、公式ストアをはじめ各所で入手困難になっているから。

材料調達がむずかしい状況とか、旧センサーの終了とか、あと世界的に人気であることも手伝って、とにかく市場にあまり出回っていない。各社が新製品を次々と発表しているなかでちょっともったいないなとも感じるけど、まあしょうがない。

FUJIFILM X-T5

であればということで、シャッタースピードダイヤルのある写真機らしい最新の現行機「X-T5」が選べるといいんだけど、これまた人気のためか先日「納期が遅れることをご了承ください」といったアナウンスもあった。富士フイルムのなかも火の車なんだろうけど、がんばれー関係者の皆さん。

もちろん、富士フイルムは最新のフラッグシップ機としてのX-H2シリーズも入手可能で選べるんだけど、いわゆる「クラシックな写真機らしさ」を楽しみたい層の人たちにとっては、やはりX-T5は魅力だろうし、X100シリーズ、X-Eシリーズ、X-Proシリーズの後継も待たれるところ。

でも、この感じだとX100シリーズやX-Proシリーズの発表はまだまだ先のようにも思えるから、俄然X-T5がいまは狙いどころなんだろうけどね。おそらく、探せばあるところにはあると思うんだけどね。どうだろうね。

FUJIFILM X-Pro3

そういえば、きのう、Xシリーズの生みの親的な印象が強い富士フイルムの上野隆さんのインスタを見つけて、思わずほっこりした。僕がこれだけ富士フイルムのカメラたちにハマったのは、上野さんが長らく提唱していた「写真機らしさ」のカメラづくりによるところが大きい。

そんな上野さんが、いまはXシリーズの開発の現場から異動されたような話も聞こえてくるのだけど、そんな上野さんがバリバリに写真を撮られている様子を拝見して、なんかとても嬉しかったのである。

しかも、バリバリのポートレートを撮られていて、これもまた上野さんらしい挑戦心を感じて「やるなあ」と思った。愛車の赤いヴィンテージフェラーリもかっこいい。このお車を見ると、2019年に発表された開発のバックストーリームービー「Camera Punk」を思い出す。

このムービー、ものすごく長いんだけど、もうなんというかね、富士フイルムの魂が完全網羅された力作ムービーで、観ていると思わず胸が熱くなる。まだ見たことがない人は、週末にぜひご覧ください。

もうね、思わずカメラと共に出かけたくなるし、人生に少し熱い火が灯るから。ハイブリッドビューファインダーだけでも凄いのに、それに隠しモニターと小窓液晶まで備えて、さらにチタン外装まで施したX-Pro3のようなとんでもない懲りようのカメラがなぜ生まれたのかが分かると思う。いや凄いよほんと。

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