
僕の今年の抱負は「カメラは増やさない。レンズとアクセサリーは時と場合による。」というもので、実際、今年になってカメラは2台しか買っていない笑。
買っとるんかい!と怒られそうだが、これはXシリーズの初代機であるX-E1とX-T1であって、僕的には別腹枠(Xシリーズ初代機は特別なのだ)なので、実質カメラは増やしていないことになる笑
で、カメラを増やさずに何を楽しんでるかというと、フィルムシミュレーションのカスタム設定に夢中になっているのである。
以前にもブログで紹介したFUJI X Weeklyというアプリ内のカスタム設定レシピを見ながら、FUJIやKodakの往年のフィルム風描写をいろいろ楽しんでいるのだ。

FUJI X Weeklyには100種類を超えるようなさまざまなフィルムの描写をモチーフにした、各種フィルムシミュレーションカスタム設定値が紹介されている。
PRO400H、Natura1600、Superia Xtra400、REALA ACEなどなど。KodakもKodachrome64やGold200など懐かしいフィルム名がてんこ盛りだ。これが楽しくないわけがない。

きょうは、その中でもFUJICOLOR C200風カスタムで朝の散歩を楽しんでいたので、その写真をいくつか備忘録で貼っておきたいと思う。どこかの誰かの参考になれば幸いだ。
実物のフィルムの描写に似てるかどうかより、僕的にはそのフィルム名の響きが懐かしくて感激するところがあって、それこそ「きょうはどのフィルムを詰めようか!」とカスタム登録したフィルム(シミュレーション)を選ぶのがとにかく楽しいのだ。




それなら実際のフィルムで撮ればいいんじゃないの?と言われそうだけど、かつて愛用していたフィルムたちは廃盤になったものが多いから、こうしてデジカメで気分を復活させることに僕はうれしさを感じるのである。思い出をなぞっていると言えばいいだろうか。
現在入手可能なフィルムもかなり高価になったから、財布事情的にもフィルムシミュレーションで気分を高揚させられるのはとてもありがたいこと。僕なんかはそう考えて、デジカメでクラシックな気分を十分味わえている。デジカメだって十分「ソノ気」を堪能できるのだ。





そう言われればどこかフィルムライクとも思えるカスタム設定の描写たち。興味がある人は、FUJI X Weeklyについて書いている過去記事なんかを見てもらい、お手元のフジ機でぜひ一度試してみてほしい。これがなかなか痛快なので。
このカスタム設定の沼ならお金はかからないし、カメラやレンズを変えるより手軽に描写の奥深さに没頭することができる。そして、日々、新鮮な驚きや気づきを浴びることができる。
僕的にはまさに「一生、試し撮り」を謳歌できる最強のカメラの楽しみ方。気分転換的にもこれ以上ない、現代写真機の楽しみ方〈応用編〉なのだ。世の中にはおもしろいことを考える人がいる。FUJI X Weeklyの開発者には、ほんと感謝とエールの気持ちを送りたい気分なのだ。

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