まあ、結論から言うとどっちも最高なんだけどね笑。高画素機になって手ぶれ補正も積んだX100VIは、いわばX-T5と同じ性能をレンズ固定式にしてさらにコンパクトにしたスナップシューター。写りについてはどちらも申し分ないからね。
もちろん、光学ファインダーに切り替えられるハイブリッドビューファインダーは、いかにもスナップシューターらしいX100シリーズの魅力なんで、そこに惹かれる人はX100VIイチオシということになるんだろうけどね。
でも価格的にも近い両機なんで、X100VIを検討するならいっそレンズ交換もできるX-T5も視野に入ってくるなあという人も少なくないはず。
実際、高画素機のX-T5はデジタルテレコンもやっぱり重宝するし、僕的にいえばX-T5も十分すぎるくらい軽量コンパクト。パンケーキレンズをつければX100VIとそれほど変わらないスナップシューターと言えなくもない。
そんなX-T5ならではの魅力を、先日、富士フイルムさんの公式Webメディア〈IRODORI〉にコラムを書かせていただいたんで、興味のある人は以下のリンク記事を読まれてみてください。
で、X-T5の楽しさはそのレンズ交換にあったりするわけだけど、僕は最近、ユニークな中国製レンズたちにもハマっていて、フジノンレンズからMFレンズ、オールドレンズまで楽しめる幅を考えると、やっぱりカメラとレンズの組合せの妙が楽しかったりするというもの。
そういう意味では、コンパクトなスナップシューターにもできて、標準レンズで写真機としてじっくり楽しめて、望遠レンズをつければデジタルテレコンも含めて野鳥撮影までも楽しめるX-T5の「全部入り感」はなかなか魅力。
ここにきて品薄も解消されてきてるんで、X-T5のメリットみたいなのを今一度確認するのはアリなんじゃないかな。
というわけで、きょうは少し悩ましい「X100VIもいいけど、X-T5もいいよね問題」を取り上げてみた笑。いい感じで楽しく悩んでみてほしい。
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