FUJIFILMからX-T5が発売されて一年半ほどが経過したが、あいかわらず人気なうえに供給量も潤沢ではないこともあってか、いまだになかなか入手しづらいカメラのひとつかもしれない。まあ、個人の感想としての見立てだけど。
そんななか、ちらほらと「在庫あり」という文字も見かける。そう、先日発表された新ズームレンズXF16-50mmを合わせた新レンズキットとしての在庫だ。
たしかに「レンズキット」で購入するというのはアリかもしれない。僕は単焦点レンズ好きなんで、実はフジノンレンズのズームレンズは一本も所有したことがなく、それゆえにたまにズームレンズ欲が芽生えたりする。
特にX-T5は、見た目はクラシックだけど中身は実に汎用性の高い万能型カメラだったりするので、X-T5とズームレンズが一本あれば、それこそどんなシチュエーションに持ち出しても満足が得られるだろう。
そういう意味では、X-T5を手に入れるならズームレンズのレンズキットが実際お得で、まずはその万能さを楽しむのが得策かもしれない。単焦点レンズやマニュアルフォーカスレンズ、オールドレンズなんかはその後息長くじっくり堪能するということで。
X-T5がいかに万能型なのかは、過去にFUJIFILMさんの公式WebメディアIRODORIにてコラムを書いたので、興味のある人はそちらをご覧になってくださいな。
これだけ酷暑続きの夏だと、外へ持ち出すにしてもできるだけ小型軽量なものにしたいし、かといってコンデジではちょっと撮影体験として物足りないという人も少なくないと思う。
そういう人にこそ、小型なのに高画素で万能機能が全部入りのX-T5はうってつけの一台。APS-Cセンサーであることのサイズ的な恩恵はやっぱりあって、手に持つとフルサイズセンサー機にはないライトさをしっかりと実感することができる。
いや、僕は富士フイルムの回し者でもなんでもなくて笑、ただただ富士フイルムが提供する写真機らしさに魅せられて、勝手にその使い良さやそばにある幸福感みたいなものを、こうしてブログやSNSなんかで発信している。
いいモノやいいコトは、シンプルに誰かに教えたくなるでしょ。ただそれだけです笑
さあ、いよいよ8月。個人的には8/13発売のマップカメラさん30周年記念モデルであるフォクトレンダーのシングルコートのNOKTON 23mm f1.2 Xマウントが届くのがなんといっても楽しみ。
X-Pro3に装着するのがメインなイメージがあるけど、当然このX-T5にも装着して、より濃い「らしさ」を体感したくてウズウズしておる。X-T5のレンズキットを購入する人は、ここは思い切ってシングルコートのノクトンも検討してみる価値はあるかも。(予算度外視の発言で申し訳ない)
まあでも、これだけ万能型のX-T5ならカメラはもうこれだけで十分みたいなところがあるから、あとは多種多様なレンズ交換を楽しむというので全然OKな気がする。そういう意味でも、はやく市場に在庫が行き渡ってほしい一台です。
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