FUJIFILM instax mini Evo Cinema

これはもう、いまごろそんなことに気づいたのか!?と笑われそうだけど、気がついたので備忘録として一応書き残している。そういう意味では、誰の役にも立たない話かもしれないが…笑

タイトル写真だけを見ても大きさの感覚が分からないかもだけど、instax mini Evo Cinemaの試し撮りを数日間やっていてちょっと感じていたのが「グリップがやや大きいな」ということ。

手が大きい人ならそうでもないかもだけど、僕はそれほど手も指も大きくないから、8ミリフィルムカメラ的に下部の部分を握って撮っていると、前部のシャッターボタンを人差し指で押すのにが「ちと遠いなあ」と感じていた。

それもあって、気がついたら人差し指より長い中指でシャッターボタンを押していたりしていたのだけど、この微妙に指が届きづらいグリップのサイズ感はなんなんだろうなあ?とずっと考えていたのである。

でも、そんな考えるほどのことでもなく、これは「チェキminiフィルム」の物理的なサイズのためなのだ。(こんなことにいまさら気づいてごめんよ。フィルム挿入側の面を見ると、フィルム挿入口の横幅のまま、グリップまで直線が落とされたデザインなのが分かると思う)

FUJIFILM instax mini Evo Cinema 写真は公式サイトより

そう、このカメラは往年のフジカ シングル-8を思わせる8ミリフィルムカメラのデザインのオマージュである前に、チェキなのである。

逆にいえば、チェキゆえに挿入するフィルムサイズの大きさを逆手にとって、この縦型の8ミリフィルムカメラ風デザインに仕上げできたのは、ある意味「発想の勝利」なのである。

FUJIFILM instax mini Evo Cinema 写真は公式サイトより

あ、誤解なきようお伝えしておくと、このグリップサイズが物理的に撮影できないほど握りにくいわけじゃない。やや手の小さな人向けに、8ミリフィルムカメラみたくもうちょい指で握る部分を細くできなかったのだろうか?と、ささやかな疑問がわく程度の出来事である。

まあでも、個人的には「そうか、チェキのフィルムサイズゆえか」と気づいて、かなりスッキリした。むしろ、デザインの創意工夫に「よく頑張った、FUJIFILM」と心の中でエールを送った笑。

そうそう、ついでに書いておくと、僕は本体といっしょに「純正の専用ケース」も注文したんだけど、参考までに書いておくと、別にこの純正ケースは必須ではない。

FUJIFILM instax mini Evo Cinema 専用ケース 写真は公式サイトより
FUJIFILM instax mini Evo Cinema 専用ケース 写真は公式サイトより

使用説明の写真などを見ると、専用ケースのストラップにmini Evo. Cinemaを連結させて使いやすく…みたいに思えるんだけど、ケースとカメラを常に連結させておくのは撮影上あまり使いやすくはないなと感じて、僕はケースとカメラを連結させずに「ただ普通にケース」として使っている。

つまり、肩から斜めがけする普通のカメラケースとして使うなら、別に普通の洒落たカメラバッグで十分。まあ、お安いのでジャストサイズのケースとして使うのはアリだけど、いちおう購入を検討している人のために感想としてお伝えしておこうと思う。

まあでも、楽しいよ、mini Evo Cinema。50,000円ほどでノスタルジックな短尺動画や写真が撮れ、しかも「ジーーッ」とチェキのフィルムがプリントされて画像が浮かび上がってくる体験は、間違いなく唯一無二だから。

FUJIFILM instax mini Evo Cinema グリップアタッチメント装着
フジカ シングル-8と当時の広告。写真は公式サイトより

正直、X halfが出てきた時もその遊び心全開なコンセプトに驚いたけど、この動画が撮れる8ミリカメラ風のチェキも「さすが、これはFUJIFILMでしか製品化にゴーサインが出ないシロモノだ」と思ったから。

なにはともあれ、お店にもデモ機とかが比較的あるようなんで、まずは触ってみてもらえればと。そして、「なるほど、このグリップの大きさはフィルムの大きさのためなのね」と納得してもらえれば、と思う笑