
フジヤカメラさんに注文していたFUJIFILM X-E3が本日届いたので、早速ストラップやSDカードをつけて、すぐにでも散歩に持ち出せる体制にした笑。いやあ、やっぱりいいフォルムだね。購入して良かった。
SNSにポストしていたけど、実はX-E3の購入はこれで三度目で、まさに「三度目の正直」というやつである。
正確にいうと、一度目は当時新品で購入し、なにかの製品を購入する時に一度は下取りに出したのだけど、その後そのお店のショーケースに飾られたまましばらく売れずにいたので、だったら僕が買い戻す!と再購入。そのあとはよく覚えていないけど、X-E4を手元に残し、X-E3は手放すことになったと思う。

そして、いまはX-E4も手元になく、小型機はもっぱらX-T50を使っていたのだけど、ひょんなことからフジヤカメラさんのメールで「本日の入荷製品」をたまたま見ていたら、なにやら程度の良さそうなX-E3がそれほど高値じゃなくあるのを見かけて。
いつもはそんなにメールの製品情報なんかは見ないのだけど、たまたまその時にかぎってリンクを開いて見てみたのだから、ある意味「運命」だったのかもしれない。
とはいえ、まず前提として「X-E3」のことが潜在的に気になっていたんだと思う。それは忘れられない良い感触という意味で。個人的な好みとしてX-E4よりもX-E3が俄然気に入っていたのである。だから、それほど値段が変わらずX-E4の中古品もあったけど、迷わずX-E3を今回選んだ。
X-E3を使ったことがある人なら分かると思うけど、X-E3はグリップもあって、ボディのフォルムもなだらかに丸みがあったりして、その後に登場したスクエアなX-E4よりも実は手に持った時の感触がとてもいい。しかも、X-E4よりも軽かったりするのだ。
一般的にはグリップレスのX-E4のほうが「写真機らしい」とイメージされると思うけど、ことスナップシューター的な視点に立つと、僕的にはX-E3のほうが写真機らしい何かを感じていたのである。
起動やAFの速さなんかはX-E4より若干おっとりしているけど、この時代のフジ機はすでに成熟の域にあったと思っているので、X-Pro2同様に僕は使っていて不満はない。背面モニターも固定式だけど、これもX-Pro2と同様に僕は可動式のモニターはほとんど使わないので問題なし。
フィルムシミュレーションは、このX-E3からACROSモードがX-Eシリーズに載ったので、以前僕が購入した理由もそれが大きかった。その後のクラシックネガなどで撮りたい人はX-E4をチョイスしたほうがいいだろう。
僕の場合はクラシックネガはX-Pro3やX-T5、X-T50で撮れるから、それよりもなによりも、この手の中に絶妙に馴染むX-E3のフォルムと、X-Trans CMOS第三世代のちょっとしっとりとした描写をチョイスした、という感じ。まあ、要は手に持った時の収まりのいいスナップ機として、このX-E3が僕には他にはないとてもエモーショナルな存在なのである。
あとは、昨年購入したX-Pro2同様に、程度のいいX-E3を購入できるのはいまのうちだ、という思いがずっと心の中にあったのだと思う。そんなこんなで、今回めでたく三度目の正直の「永久購入」となったわけである。(ちなみに現状のショット数は3,500枚程度と、あまり使われていない程度のいい個体だった)

レンズもTTArtisanの軽いレンズをまずは装着して手に持ってみたのだけど、いやあ、とにかく軽い。そして、あの手の中の抜群の収まりの良さを再び堪能している。「そう、これだ、この感触だよ!」という感じで笑。
試し撮りのほうは明朝からかな。きょうのところは、とにかくこの再会とフォルムを五感で感じつつ、一人ニヤニヤして楽しみたいと考えている。

いまになってのX-E3のブログが、どこかの誰かの参考になるかと言われればアレだけど、きっと僕と同じようにX-E3に特別な良さを感じている人もきっといると思うので、きょうのところは再購入の気分の備忘録として書き残しておきたい。
久しぶりに使ってみた感想などは、また後日にこのブログにて。ではでは。