Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

近ごろはカメラもほんと値段が高くなって、APS-Cセンサー機でも普通に20万円を超えてくるような感覚がある。そう考えると、Nikon Zfはフルサイズ機としてちょっとバーゲンプライスなんじゃないかとすら思う。

Nikon Zfcに続いて、いよいよフルサイズのヘリテージデザイン機「Zf」が登場すると聞いた時の心の高揚は忘れもしない。でも、あまりに注目の的すぎて、僕も発売から半年ほど購入できなかったから、手にした時はうれしかったなあ。

でも、さらにうれしかったのは、ニコンが値付けを間違えたんじゃないかと思うくらいの良心的な販売価格だったことだ。考えすぎかもしれないけど、きっと「できるだけ多くの人に写真機の楽しみを」と考えたNikonの良心なんじゃないかと思ってる。

Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

加えて、Nikkor Zの手にしやすい価格帯の単焦点レンズにも驚いたな。レンズキットだったNikkor Z 40mm f2 SEの出来のよさは僕が説明する必要もないほど。さらに、このNikkor Z 50mm f1.4も手が届く価格で出してきてくれた。いや、ほんと感激だよ。

Zfとこれらのレンズをつけて撮り歩くひとときは、ほんとしみじみと「あゝ、カメラで写真を撮るって気持ちいいな」と感じる。決して大袈裟ではなく、極上の没入感にひたらせてくれると僕は感じでいる。Zfは、その見た目だけじゃなく、撮影体験のエモーションを大切に作られていると再認識する瞬間だ。

僕はZfにもREDのイメージングレシピを9種類すべて入れている。カスタム枠の9枠はすべてREDで埋まったしまったいるかたちだが、このなんともいえないシネマティックな色味と深みが、エモーショナルな気分をさらに高めてくれる。ある意味、両端にある写真機Zfと動画機ZRだが、REDの色味で僕の中ではつながっている。

Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4
Nikon Zf, Nikkor Z 50mm f1.4

ZR以外のカメラでもREDのイメージングレシピが使える仕様にしているのも、またNikonの生真面目な良心なんだよなあ。こういうNikonの「できるだけ多くの人に、最良の世界を」という発想が、個人的には共感するものがあるし、単なる売り上げ数字じゃない、Nikonをカメラ界の心の盟主と感じさせる部分だ。

毎度、褒めすぎのところがあるのはじぶんでも承知しているが、それほどまでにNikon ZfとNikkor Zの単焦点レンズは心に刺さる高揚感をもたらしてくれる。ほんと、ぜひ一人でも多くの人に、手にとって、日々持ち出して、極上の没入感にひたっていただきたいと思っている。