Nikon Zf

メジャーな世界のミラーレスカメラは、SONYとCanonとNikon?

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Nikon Zf, AstrHori AF 85mm f1.8

今朝、ふとXのタイムラインを見ていたらLomographyが冬のセールをいろいろ予定しているというポストを見かけて、ちょっと興味がわいて公式サイトを眺めてたりしていた。

Lomographyといえばカジュアルはフィルムカメラのラインナップでおなじみだけど、フィルムカメラはもうかなりたくさん所有しているので、僕の興味はレンズだ。

それも、デジタルのミラーレス機で使えるレンズがやっぱりじぶん的には実用的だろうということでカテゴリー検索してみた。で、いちばん気になったのは、以下のリンクの〈Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Control〉というレンズ。

Nour Triplet V 2.0/64 Bokeh Control。写真は公式HPより

いやあ、なかなかカッコいいよね。いわゆる球面収差をあえて味として楽しむレンズで、いかにもおりこうなレンズよりユニークなレンズが大好物の僕好みだ。

で、このレンズは昔のレンズ描写をオマージュしつつ、販売的には現代ニーズに合わせたミラーレス用ということで、展開マウントを調べてみると、SONY Eマウント、Canon RFマウント、Nikon Zマウントの3メーカーのものが用意されている。

この3つのマウントでいうと、僕の場合はNikon Zマウントが当てはまるわけだけど、ここでふと「そうか、グローバルで展開しているロモグラフィー的には、この3社のマウントがメジャーマウントという見解なんだな」と思ったのである。

Nikon Zf, AstrHori 50mm f2

ここでいう「メジャー」とは、良い悪いのことじゃなくて、あくまで「販売面で最もニーズがありそうな」という意味だ。

ちなみに僕は個性が色濃い中国製レンズも最近よく使っているけど、それらのマウント展開だと、FUJIFILM Xマウントやマイクロフォーサーズマウント、あとMマウントやLマウントが選べる感じだろうか。それでも、たしかに先行して用意されるのは、SONY、Canon、Nikon向けが多い気がする。

あまり考えたことがなかったけど、ロモグラフィーのミラーレス向けレンズの展開マウントを見て、あらためてこの3社がミラーレスカメラの世界的なメジャーブランドなんだなと再認識したわけである。

Nikon Zf, AstrHori AF 85mm f1.8
Nikon Zfc, AstrHori AF 27mm f2.8 Zマウント

一眼レフ時代を知っている僕なんかからすると、この一角にSONYが名を連ねているのはなかなか感慨深い。もちろんフルサイズミラーレスの世界はSONYが切り開いたわけだけど、かつての王者であるCanonとNikonと完全に横並びな印象だし、いや、むしろSONYのほうがリードしてるくらいか。

スポーツ報道写真の現場なんかでも、いまではSONY機が大半のような話もよく耳にする。とにかくAF性能が頭ひとつ抜けているらしく、グローバルシャッターの世界への展開など、SONYが新しい常識を形成している感じはたしかにある。僕自身がSONYユーザーじゃないから、受け売りみたいな話で恐縮ではあるが。

まあ、趣味のカメラの世界についていうと、メジャーなことが個々人にとっての好みであるかはイコールじゃないから、あくまで販売面から見た時の話だけど、いかにも「いま」の様子を伺い知る事象でもあるので、きょうは備忘録的に「世界のミラーレスマウント」の側面みたいなことを書き残してみた。

Nikon Zf, AstrHori 120mm f2.8 MACRO 2X
7Artisans AF 50mm f1.8 STM, Nikon Zf

僕個人的にはいろんな種類のカメラ、つまりいろんなマウントの種類を楽しんでいるわけだけど、たしかにNikon Zマウントがなんだかんだでいちばん汎用性高く使っている気はする。それはたぶん、これからも変わらない気がする。出遅れたZマウントが、よくぞここまで来た!という感慨も含めて。

SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN

あと、注目するのはライカを始めとする複数メーカーのアライアンスマウントであるLマウントだけど、これが今後どんなふうに成長、進化していくかが個人的には楽しみかな。僕の所有カメラでいうと、SIGMA fp用のレンズマウントだね。このマウントの成長次第では、カメラ開発そのものにも変化が訪れるような気がするから。

というわけで、きょうはちょっと気になった「マウントのいまとこれから」みたいなことにふれてみた。さて、10年後、20年後のカメラ界のマウントまわりはどのようになっているのだろうか。

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