カメラへの思い

フィルムカメラ好きな人が作ったとしか思えないデジカメが好きですね。

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FUJIFILM X-Pro2

このブログ「記憶カメラ」やSNSポストを見てくれている人ならお気づきだと思うが、僕の場合はタイトルに書いた通り、「このデジカメは絶対、フィルムカメラ好きな人たちが開発したよね」というカメラたちが大好物だ。

FUJIFILM X-Proシリーズもそうだし、X-Tシリーズもそう。Nikon DfやZf、Zfcもそうだし、最近手に入れたOM System OM-3もそう。M型デジタルもまんまM3のスタイルを継承し続けてるから、やっぱりそうだね。

なぜかと言われれば、やはりいちばんの理由はそのデザイン。存在感、いや機能美と言ったほうが近いかな。もちろん、かつてのフィルムカメラが手元にあるようなノスタルジックな気分に浸れることが大きいけど、実際「写真機」としての作り込み方が徹底してるから、動画よりも静止画撮影がメインの僕にはしっくりくるのだ。

FUJIFILM X-T5 シルバーボディ

一方で、その中身は普通に最新のミラーレス機だったりするから、普通にデジカメとしてオート撮影も楽しめるから、クラシックとモダンのハイブリッド機とも言える。本格的にカメラを趣味にしようとカメラ購入を考えている人には、見た目も洒落た万能機としてもおすすめだったりする。

写真機をコンセプトにしたようなカメラたちだから、その描写もフィルム写真を意識したようなJPEG撮影モードも充実していて、各社ともレトロなフィルター効果や粒状効果など、多彩な描写機能を用意してくれているのも、趣味の世界の遊び心としてはうれしいところ。

FUJIFILM X-T50, XF 18mm f2 R

「写真」とは、撮った瞬間から時間の経過が積み重なっていくものでもあり、やがて思い出の一枚として残っていくものだから、ノスタルジックな雰囲気というものをそもそも備えていたりする。だから、それを撮る道具もどこかノスタルジックな雰囲気のあるモノのほうが自然としっくりくるのだろうと思う。

しかも、元からレトロな雰囲気のプロダクトなら、年数を経ても古くなりようがなく、大切に使い続ければそんなに頻繁に買い替える必要もない。そういう意味でもとてもコスパが良いのだ。そんな部分も、カメラビギナー的な人たちにもいい印象を与えてるんじゃないかな。

Nikon Zf, Nokton Classic 35mm f1.4 SC

現行のオートフォーカスレンズはもちろん、往年のオールドレンズなんかが実に良く似合うのもうれしいところ。あまりレンズにお金をかけなくても写真趣味を存分に味わえることも大きいよね。つまり、単なるレトロデザインブームじゃなくて、行き着くところ「趣味のカメラの王道」のような存在でもある。理にかなった人気と思えるのだ。

こんなクラシックなスタイルのカメラなら、ガチなハイアマチュア撮影じゃなくても、ふだんのカジュアルなファッションにコーディネートするようにさりげなく持ち歩いたり、街中やカフェなんかでも仰々しくなく日常スナップ写真を撮る事ができる。

Nikon Zfc

どうだろう?、なんとなくじぶんのライフスタイルにもしっくりくるように思えてきた人も多いんじゃないだろうか。

いまはスマホカメラも高性能で驚くような写真が撮れたりするけど、それでも「カメラで写真を撮るプロセスまでも楽しむ」ということであれば、こうしたクラシックなカメラをどこへでも連れ出せるのは、いい一枚を生む意味でも大きなアドバンテージでもある。

OM System OM-3, M.Zuiko digital 25mm f1.8 II

いまよりもっと多くの写真を撮り残していく意味でも、片時も手放せない、いい意味で威圧感のないさりげないカメラを手にしてみるのはいかがだろう。意外とライフスタイルにもいい変化を生み出してくれるんじゃないかな。




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