PENTAX K-3 Mark III

開発者の「官能評価」で作り込まれたペンタックス FA Limited、という話。

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3本のPENTAX FA Limitedレンズ。

いま、僕が最もハマっているレンズが、このPENTAXのFA Limitedというシリーズのレンズなんだけど、「いま」と言いつつ、僕が使っているのは現行のHDタイプではなく、フィルムカメラ時代のsmcタイプのもの。登場からもう20年ほど経つレンズなのだけど、これが質感・写り共に実にたまらないのである。

なにがそんなにたまらないのか、というのを僕にはなかなか解説する知識が無いのだけど、まさにsmcタイプのFA Limitedシリーズのことが簡潔に書かれたPENTAXの公式記事を見つけたので、備忘録兼みなさんへの共有ということで、以下に貼っておきたいと思う。

いかがだろうか、とてもわかりやすく3本そらぞれの解説まで展開されていて、これは僕なんかが咀嚼して書くより、そのまんまの記事を読んでもらったほうが間違いない。文章を書かれたリコーイメージングの池永さんの人柄も伝わってきて、ほんと良記事だと思う。

このなかでいちばんビビっとくるフレーズは、やはり「官能評価」という言葉じゃないだろうか。当時でもすでにレンズ設計なんかにはコンピューターによる数値的作り込みがなされていたなかで、このFA Limitedレンズは敢えて開発者の官能評価によって作りを追い込んでいったというエピソードは、スペックよりエモーショナルな機材を求める人間には最上の響きだろう。

それこそ、登場から20年を経ても、いまこうしてFA Limitedレンズに熱狂できているのは、「官能評価」で作り込まれたレンズならではの根源的な描写のおかげなんだろうと思う。そして、僕がこの3本のレンズを気に入っているのは、フィルム機にも使えること。そう、あとはPENTAXのフィルムカメラプロジェクトの朗報を待つのみ。

こうして時空を超えて楽しめるのもまた、Kマウントを踏襲するPENTAX機のおもしろさなのだ。

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