SIGMA fp

2023年最後の大晦日は、SIGMA fpにズミクロンの50mmや90mmを試してみたり。

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SIGMA fp, Summicron 90mm f2 2nd

公私共になかなか激動だった2023年も今日で終わりを迎えようとしている。X Twitterにもつぶやいたけど、このマッハなペースならあっという間に2050年とかもやってきそうだ。

そんなことをふと考えながら、僕はというと最近手に入れたSIGMA fpのMマウント変換アダプターを手に入れたんで、昨日と今日、それぞれズミクロン50mmとズミクロン90mmをつけて試し撮りをしている。前者は初代の沈胴ズミクロン、後者はカナダ製の二代目ズミクロン90mmである。

見てもらうとわかる通り、どちらも銀色の艶めかしい姿がとにかく美しい。この時代のライツのレンズの作りは、彫刻か工芸品かと思うローレットや立体的な作りがたまらない。どこか懐かしい写りと共に、眺めても惚れ惚れするのはさすがだ。

とはいえ、fpはフルサイズなんでいちおうオールドレンズ母艦としても使おうとアダプターは調達してみたものの、SIGMA fpの使い方としては基本、SIGMAのAFレンズメインで楽しもうと考えている。ファインダーが無いのでAFがやっぱり使いやすいし、なにより「SIGMAらしさ」を存分に堪能したいからだ。

SIGMA fp, Summicron 50mm f2 初代沈胴

MFレンズもfpで二日間試した感じでは、思ったよりは全然普通に使えるなと感じた。ピーキングと拡大機能があれば、特に90mmなんかは光学ファインダーの小さなプライドフレームよりはピントを合わせやすいかもしれない。なので、SIGMA fpをMFレンズメインで使いたいという人も、そこは問題ないだろう。なんなら外付けEVFをつけることも可能なので。

僕の場合はオールドレンズはファインダーのあるLeica M8やFUJIFILMのミラーレス機たちで楽しもうと考えているので、SIGMA fpは別の楽しみ方として「SIGMAらしさ」を楽しむことに目を向けたいという感じかな。あ、でもSIGMA fpはフルサイズのミラーレス機なんで、オールドレンズを焦点距離そのままで使えるというのは、やはりメリットかな。

ライカのMマウントをSL(Lマウントアライアンス)マウントに変換することアダプターは、僕はいつも利用している焦点工房さんのものをチョイスした。クールなデザインも作りの良さも実にしっかりしていて大満足してる。寄りで撮りたい人にはヘリコイド付きのもうちょい高価なタイプもあるので、興味のある人は調べてみてください。

SIGMA fp, 45mm f2.8 DG DN

というわけで、今年も一年、よく撮った。何万回シャッターを切ったか分からないけど、まあ満足してるし、写真とカメラが趣味であることでずいぶん救われた局面も多かったと思う。これも何度も書いてるけど、これまでなんとなく無趣味できたという人には、僕はほんと写真とカメラを趣味にすることをおすすめする。

探究心にどこまでも応えてくれるし、それでいて思い出という大切な財産を写真として残してくれる。こんな幸福な装置とひと時はなかなか無いんじゃないかな。いちおうそんな軌跡をこのブログ「記憶カメラ」に備忘録的に書き記しているので、年末年始のお休みの暇つぶしに、ブログの中を徘徊して楽しんでみてください。

というわけで今年もフィナーレ。来年2024年もブログ「記憶カメラ」をどうぞよろしくお願いします。

◎作例的な写真はまたおいおいこのブログでも紹介していくけど、ひとまず試し撮りの写真はSNS(X TwitterやThreads)にあげているので、興味のある人はまずはそちらをご覧ください。

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