タイトルにも書いた通り、あくまで装着イメージの〈見た目〉の話で、そのレンズで撮れる作例写真みたいなものは載せていないので、予めご了承を。
というわけで、SIGMA fpが僕のもとへやった来てしばらく経つので、その間にいくつか試してみたレンズの装着イメージをまとめて載せておきたいと思う。誰かの何かしらの参考になれば幸いです。
まず、基本的に僕のfpの使い方としては、外付けのファインダーはつけずにコンパクトなまま使いたいので、そうすると背面モニターでもピント合わせがしやすいAFレンズを装着して撮るのがベース。つまり、キットレンズのSIGMA 45mm f2.8 DG DNが常用だ。
AFでの使いやすさはもちろんだけど、実際に見た目もこの組み合わせがいちばんクールな気がする。金属の質感と色や艶も、まさしくfpのボディと一体化した作りなんで、レンズも含めたこの「塊感」がたまらない。
いやもうほんとに、このレンズキットだけで良いとも思えるんだけど、せっかくのフルサイズセンサー機なので、オールドレンズなどMFレンズの焦点距離そのままの描写を「確認」するための母艦機的にも使っている。以下は、そんなレンズ装着時の雰囲気の写真だ。
まずは、初代ズミクロンである「沈ズミ」。ふだんはLeica M3かM8に装着しているものだけど、デジタルのM8はAPS-Hセンサーサイズなのもあるので、フルサイズセンサーでも描写確認をしてみようということで装着してみた。
こうして見ると、やはり見た目も狂おしくカッコいい。まあ、沈ズミは何につけても絵になるのだけど笑
お次は、ズミクロン 90mm f2 第二世代。これも固定鏡胴の初代ズミクロンのようなローレットがシビれるデザインなんだけど、fpにつけるとなかなかの迫力を見せて、これもアリだなと思わせるものがある。
作例写真が無くてレンズ装着時の写真だけ見せるという、なかなか斬新なスタイルのレンズ紹介になっているけど、まあこういうのも記憶カメラ的にはアリということで笑。
そして、次のレンズは中国製レンズのMr.Ding Noclux 50mm f1.1という大口径レンズ。これもシルバーカラーのレンズがブラックのボディといい感じでコントラストになっていて、やはりクラシック感のあるMFレンズは銀色がいいな、と感じる。
そして、最後はNOKTON classic 35mm f1.4 SC II。ノクトンは一本あるとほんと使い勝手が高くて、僕が所有するあらゆるカメラに一度は装着されているという、世の中的にも僕的にももはや定番のレンズ。
レンズフードがスリットタイプなので、それもまたちょっと特徴的に見える。サイズも比較的小ぶりなんで、MFレンズを苦にしない人なら常用レンズとしても満足感は高いと思う。
まあ、まだまだ未装着のレンズはたくさんあるんだけど、ひとまずきょうのところはこんな感じで。
コンパクトという点ではカラースコパーや、軽量という点ではジュピター8なんかもつけてみたいけど、そのあたりは今後のお楽しみということで。
あまり、この「オールドレンズ母艦」みたいなところにハマっていくと、フィルム一眼レフ時代のレンズまで飛び火して個人的には絶対に収拾がつかなくなると思うので笑、あくまでMFレンズは「たまの確認用」ということで。
まあでも、ベースのSIGMA fpなデザインがクールだから、そこに「じぶんらしさ」を畳み掛けるようなお気に入りのオールドレンズをつけたくなる気持ちはとてもよく分かる。そう、「拡張性」とはSIGMA fpの最もユニークな真骨頂なのだ。
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