PENTAX Q-S1

年に何度か、ビビビッとくるカメラがありますよね。Hello, PENTAX Q10!

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PENTAX Q10

きのうのブログでちょっと触れていたリサイクルショップで見かけたPENTAX Q10なんだけど、きょう再びそのお店をのぞいてみたら、まあ想像通りというか、きのうと同じショーケースに陳列されたままだったので、だったら僕が買うのが運命なんだろうと、めでたく連れて帰ることになった。

PENTAX Qマウントについては、すでにQ-S1を持ってるので、これまで他のQシリーズの購入するなんて意識したことは無かったんだけど、なんていうのかなあ、このQ10については「目が合った」というか、タイトル通り「ビビビッときた」のである。

単に欲しいからとかって理由じゃなくて、たまたまお店で見かけて「むむむ、これは運命かも」と途端に購入を意識し始めるカメラって無いですか?。僕はあるんだなあ、年に何度か。ちょっと大袈裟に言うと「これは写真の神様からの贈り物だ」と思える一台、というイメージだ。

このQ10はまさにそんな一台だった。

左がPENTAX Q10、右がPENTAX Q-S1。

Q-S1がすでにあるのにQ10があってもいいかも、と思ったのは、センサーサイズが違うことも後押しになった。PENTAX Qシリーズは初代Qと二代目Q10が1/2.3型センサーで、三代目Q7と四代目Q-S1が1/1.7型センサーだったかな。なので同じレンズを使っても前者と後者で35mm判換算の画角が変わってくるのだ。

たしか01 Standard Primeレンズなら、Q10なら約48mm、Q-S1だと約39mmになり、ひとつのレンズがふたつの画角で楽しめるわけで、これは似たようなカメラをあえてもう一台買う理由(言い訳かな笑)になった。

と、それっぽく書いてるけど、実際のところは実機を見た瞬間「ん、なんだかこれ、可愛いじゃん!」と静かにハートを撃ち抜かれたわけで、スペックなんて二の次であったことはご想像の通りだ笑。

PENTAX Q10 シルバー

お店でショーケースから出してもらい、実機を360度いろんな角度から眺めてみたけど、これがまたほんと綺麗な個体で、レンズやバッテリーも何個か余分に付属されていて、前オーナーが大事にされていたことと、カメラ好きな人にいい状態で譲りたい気持ちみたいなものも感じられて、すぐさま購入を決めた。

うちに連れて帰ってからも、プチ興奮状態で、思わず充電後に試し撮り散歩にも連れ出した。いやあ、楽しかったな。僕程度の乏しい知識と下手くそな腕前であれば、センサーサイズの違いはまったく意識しないレベルで笑、そういう意味ではセンサーが小さいといってもQ-S1と同じ感覚で楽しめた。つまり、まったく不満なく最終型のQ-S1と同じ感覚で楽しめたというわけだ。

いや、むしろ貼り革(合皮)の手触りなんかはQ10のほうがいいと思ったし、なによりクラシックなカメラらしい佇まいがなんとも心躍る。安いし、これはもう見かけたらとにかく捕獲すべしです。

レンズも01から08までいろんな描写をレンズ交換して楽しめるし、それでいてRICOH GRより小さなボディサイズなわけだから、これはもうスナップが楽しくなるのは間違いない。撮影モードも本格的描写からトイレンズ風な描写までいろいろ選べるから、カメラ好きな人ならとにかく楽しい一台となるだろう。

詳しいスペックなんかは、PENTAX公式サイトをはじめ、いろんなカメラ関連サイトや写真愛好家の皆さんがレビュー記事をいろいろネットに公開してるんで、そちらをチェックしてみてほしい。僕は「機能より気分」でカメラを楽しんでる人間なので、こんな「歓びの気持ちをお裾分け」みたいな内容でご容赦いただきたいと思う。

というわけで、きょうは今年最後に僕のもとへ運命的にやって来たPENTAX Q10のお話でした。これでまた、しばらく試し撮りの日々が続きそうだ。

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