PENTAX Q-S1

01 Standard PrimeでPENTAX Q-S1をGRIIIx的にする。

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PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime

何がGRIIIx的かといえば、この01 Standard Primeという単焦点レンズをPENTAX Q-S1に装着すると、35mm判換算で39mmとなり、40mmの目を持つRICOH GRIIIxと近しいリコー・ペンタックス機になるというわけだ。

以前からずっと気になっていたこのレンズ、マップカメラさんで美品が比較的安く売られていたので、誕生日を言い訳にようやく手にするに至った。

01以外の交換レンズについては、下のブログ記事にて紹介しているので、気になる人は以下のリンクをチェックしてほしい。

PENTAX Q-S1と3つのQマウントレンズで、いろいろ撮ってみた。これは楽しいよ。 PENTAX K3 Mark IIIに続いて僕のもとへPENTAX Q-S1がやって来たことは数日前のブログに書いたけど、その後...

で、この01 Standard Primeというレンズだけど、この軽量コンパクトさでしっかりAFレンズであり、しかもピントリングもついているのでじぶんで調整もできる。これまで使っていたトイレンズ系がMFだったんで、AFであることにまず驚いた。

写りのほうはまだ語れるほど数多く試し撮りできていないので、本領発揮できるであろう街撮りスナップで試してみて、またこのブログの中で作例的な写真を紹介したいと思う。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime
PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime

トイレンズ系の04レンズや07レンズと比べると、驚くほど普通に写る。まさにこれが単焦点のスタンダードレンズなのであり、PENTAX Qシリーズの描写はこのレンズがいわゆる基準値なのだろう。

Auto110モードで撮ってみたけど、この端正な写りならスタンダードモードや鮮やかモードのほうが、ある意味しっくりくるのかもしれない。

PENTAX Q-S1, 01 Standard Prime

調べてみると、重さは40gを切っていて(驚愕!)、20cmまで寄って撮ることができる。開放値f1.9で寄って撮れば、小さなレンズでもけっこうボケが楽しめそう。APS-CセンサーのGRIIIxにはさすがに敵わないけど、GRIIIxより小さく、軽く、レンズ交換まで楽しめるのは、ある意味驚異的だ。

このセット、中古で手に入れれば、GRIIIxの1/3くらいの予算で手に入れられるんじゃないだろうか。GRのようにある意味乱暴にシャッターを切ってもいい感じの写真が撮れるカメラではないけど、その工夫が求められる感じがむしろカメラらしい。

しばらくこのレンズをつけっぱなしにして、いろんな角度から39mmの世界を堪能してみたいと思う。人生とは、一生試し撮りなのである。

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