FUJIFILM Film/X/GFX レビュー

富士フイルムの挑戦が止まらない。

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FUJIFILM GFX50SII, Mitakon 80mm f1.6

タイトル写真は直接関係はないのだけど、メインのセンサーサイズにAPS-Cをチョイスして、そこからフルサイズセンサーを飛び越えていわゆる中判センサーと呼ばれるラージフォーマット展開へと舵を切ったFUJIFILMは、やっぱりちょっとユニークではある。

そんなFUJIFILMが、こんどは「動画が撮れるチェキ」という、フレーズを聞くと一瞬「え?どゆこと?」と思うような新製品を発表した。僕もまだ詳しく内容をつかめていないから、そこのところはあしからず。

その正式な製品名は〈INSTAX mini Evo Cinema〉ということで、いやいや、僕はmini Evoユーザーなんだけど、その僕でもちょっとそのキャッチフレーズだけでは内容がつかめない、なんともまた斜め上からの思考の製品を富士フイルムが打ち出してきたのである。

どういう製品かは、公式動画を貼っておくので、それぞれ確認してもらえればと思う。僕もおいおい追いつきたい。

最近でいうと、これまたユニークなコンセプトの商品だったFUJIFILM X halfが思いつくわけだけど、これなんかも普通の会社の開発会議とかでは「おもしろい着想だね」と言われつつも本気で製品化する運びにはならないと思うんだけど(お勤めの会社員の方々、そうですよね普通)、これを製品化しちゃうんだなあ、富士フイルムは。

FUJIFILM X half

もちろん、僕はめちゃくちゃ褒めてるし、そんなやんちゃな富士フイルムが大好きだ。やんちゃというとちょっとふざけてるように聞こえるかもだけど、そうじゃない。趣味のカメラユーザー向けの商品をナメていない!というのが正しい解釈だと思っている。

そうじゃなかったら、普通はフラッグシップのプロ機の姿を通常仕様へと正常リファインしていくというのがカメラメーカーの常だと思うけど、そういう発想とは異なる。FUJIFILMはむしろ趣味のカメラの楽しみ方からしっかりと着想していることがわかり、それを上層部が認めてゴーサインを出すのである。いや、冷静に考えるとちょっとすごい。

FUJIFILM X100 Black Limited Edition
FUJIFILM X-Pro3

そもそも振り返ると、十数年前に初の高級コンデジとなるX100や、初のXマウントシステム機になるX-Pro1に、あのクレイジーなハイブリッドビューファインダーを載せてきた会社である。その後も、X-Pro3では隠しモニターにしたり、クラシックネガやアクロスのような変態的なフィルムシミュレーションを開発したりと、もう僕なんかはそのクレイジーさに惚れている笑

でも、そういうクレイジーさも日が経てば定着して、ビギナーにとっても楽しめそうと感じられるカメラの特徴のひとつになっていく。そのクラシックな外観デザインも、いまでは他社も追随するひとつのムーブメントラインになってきた。

INSTAX mini Evo, RICOH GV-2

写真は撮られる人の心境だけじゃなくて、撮る人の心境もいろいろと写り込むからね。そこはやっぱり楽しさや工夫、驚きなんかにあふれたカメラで撮るほうがおもしろい。富士フイルムの製品の最高性能は、写真を撮る行為そのものもコミュニケーションにしていることなんじゃないかな。

というわけで、mini Evo Cinemaなら新製品のこともちょっと調べていきたいと考えている。

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