FUJIFILM X-Pro2、10年経っていい味を出している。
FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan AF 27mm f2.8今朝はFUJIFILM X-Pro2を散歩に持ち出したんだけど、考えてみると2016年に発売されたX-Pro2は今年で10年選手なんだよね。もう全然普通に使えてるから、10年という月日の経過がにわかに信じられなかったりする。
感覚的には10年選手と聞くと初代X-Pro1をイメージしたものだけど、ついに2代目のX-Pro2も”ちょっとしたヴィンテージ”というデジタル機の部類になってきたのかもしれない。
でも、写真機として使うなら、たぶんほとんどの人にとって今でも不満のない性能と質感を備えているだろう。
FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan AF 27mm f2.8
FUJIFILM X-Pro2, Nokton 23mm f1.2 SC
FUJIFILM X-Pro2精悍なデザイン、贅沢な塗り、官能的なシャッターフィール、そしてX-Proシリーズゆえのハイブリッドビューファインダー。どれをとっても富士フイルム開発陣の渾身の力作であることを随所に感じる。
X-Pro2でここまでの完成度に到達してしまったから、その次に出たX-Pro3はまさにミラクルのような域までぶっ飛べたとも言えるんじゃないだろうか。(褒めてる)
この当時の第三世代Trans CMOS3の色描写がいいと、いまでもファンが多い。最新のフィルムシミュレーションであるクラシックネガなんかが使えなかったりするけど、それゆえにクラシッククロームやベルビアなんかを多用するスタイルも、いまとなっては逆に新鮮だ。
FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan AF 27mm f2.8独特のブラックペイントの塗りは、鋭角な部分は塗装が剥がれやすかったりするけど、それもむしろエイジングの楽しみとして、いい味を出している。僕のX-Pro2も所有するカメラのなかで最もいい感じにスレを刻んでいて、逆な手放せない愛着が深まっている。
昨年くらいにメーカーによる修理期間は終了してしまったが、バッテリーが現行機種と同様のものが使えるので、そこが心配無用なのもいい。値段も以前の高騰具合からずいぶんとこなれてきた感があり、「フジ機でスナップを楽しみたい」という人には、手にとりやすい一台になってきたと言えるだろう。
写真機にかぎっては何も最新のカメラである必要もないので、少し古い年代のカメラはいい感じでヴィンテージ感も楽しめる「趣味性の濃いカメラ」だったりする。FUJIFILMの名機のひとつであるX-Pro2は、僕の中ではその筆頭に名を連ねる一台なのである。















































