FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR

デジカメに搭載されたオートブラケット撮影というものを、ふだん使っているだろうか。いわゆる「一度に複数の設定の写真を連続して撮る機能」である。

いちばん馴染みのある設定としては「露出(明るさ)を三段階ほどずらして一気に撮る」というものなどがそうだけど、僕自身はふだんはほぼ使わない。

でも、FUJIFILMのカメラで撮る時だけは、割とオートブラケット撮影機能を使うことがある。そう、フィルムシミュレーションを3種類用いて、一度に撮影するパターンである。

後からRAW現像する人はあまり関係ないかもしれないけど、僕のように「その日のフィルムを装填するように、撮る前にフィルムシミュレーションを決める」という人なんかは、そのフィルムシミュレーションが一気に3種類使えて写真が撮れるのは、フィルムシミュレーション描写を比較するうえでも便利だったりする。

FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR

たとえば、昨日X-Pro3で撮影した時は、フィルムシミュレーションブラケット撮影で「クラシッククローム」「クラシックネガ」「ベルビア」の3種類をセットして撮っていた。なんとなく冬空だし、辺りも草花が枯れているので、ビビッドなベルビアでも押さえておこうと思ったのだ。

ちなみに、3種類を一度に撮ったのがこの記事の3枚の写真をたちだ。クラシッククローム→クラシックネガ→ベルビアの順になる。基本はベルビアの描写を見たかったけど、念のためいつも常用しているクラシックネガやクラシッククロームでも押さえておいた、という感じだ。

いまさら、あらたまって説明するほどの機能じゃないんだけど、果たしてどれくらいの人がオートブラケット機能を使ってるのかなと思って。

FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR

そんなに一気に同じシチュエーションで3枚も写真を撮っても、使うのはどれか一枚だし、すべて3枚で撮り続けていたら枚数も膨大になってしまうので、いつも使うわけじゃない。そう、ふだんは「きょうはこのフィルム(シミュレーション)でいこう」という感じで、どれかひとつのフィルムシミュレーションを選ぶのである。

でも、たとえば新たに手に入れたレンズの試し撮りなんかには、フィルムシミュレーションとの相性も含めてブラケット撮影するのはけっこうおもしろいし、ブラケット撮影することでふだんあまり使っていないフィルムシミュレーションの種類を試したりすることもできる。

昔はね、フィルムシミュレーションは数種類しかなかったけど、いまや全20種類とかあるからね。まったく使わないフィルムシミュレーションが出てくるのもアレだし、僕なんかはそんな意味でもたまにブラケット撮影でフィルムシミュレーションをローテーションしたりしている。

FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR
FUJIFILM X-Pro3, XF 35mm f2 R WR

まあ、FUJIFILMのカメラを多用しているのは、このフィルムシミュレーションの世界が好きなのも理由として大きいから、フィルムシミュレーション多用機能としてブラケット撮影を活用している面も大きかったりするのだ。

そういえば、ブラケット撮影機能は使っていないなあという人は、たまに使ってみるのもおもしろいんじゃないかな。フィルムシミュレーションじゃなくても、各種設定種類も選べるから、意外と新鮮な発見もあるかもしれない。

ふだんあまり使っていない機能を試してみるのもまた、いい気分転換になるのである。