FUJIFILM X halfは、ガラス素通しのファインダーで撮るのがいいよ。
FUJIFILM X half。instax mini Evo Cinemaで撮影。この写真は、動画が撮れるチェキとして話題のinstax mini Evo Cinemaで撮ったものだけど、こうして見るとよく写ってるな。ジダイヤルを2000年代にセットして撮ったんで、さすがにこの年代あたりからだとシャープな写真が撮れる。
チェキの話は、ここ数日ブログに書いたりしてるんで、ちょっと気になってるんだよなという人は、そちらをのぞいてもらえると幸いだ。
で、写真のX halfの話だけど、僕は最近あらためてファインダーをのぞいて撮っていたりする。ファインダーといってもEVFじゃなくてガラス素通しのファインダーなんで、背面モニターを見て撮るような普通のコンデジのようにはいかない。
画角も曖昧だし、ピントがどこに合っているかも不明瞭だ。遠景の写真を撮るならピントはそれほど気にしなくていいけど、近景となるとけっこうピントが後ろの背景に合っていたりする笑。撮れる写真をイメージしながらシャッターを切るのはなかなか至難の業だ。
FUJIFILM X halfおまけに、撮った写真を背面モニターで確認しようにも、モニターが小さいからピントの位置までは確認しようがなく、だいたいの画角と色味を確認する程度だ。つまり、ちゃんと撮ろうとするのには向かないカメラだったりするのだ。
でも、その「ちゃんと撮れない感じ」がこのカメラの真骨頂なのだ。正確にいうと、すごくビシッと撮れる時もある。センサーは1インチと決して小さくないから、フィルムシミュレーションの色味の良さと相まって、APS-CのXシリーズで撮ったんですか!?というくらいいい写真に仕上がったりする。
けれど、それが計算できないということ。いや、写真が上手い人ならそれでもいい写真を量産するのかもしれないけど、僕くらいの微妙な腕前の人間の場合、そんなに打率高くはいい写真は撮れない。半分、運任せみたいなところがある。
FUJIFILM X halfをLeica Luxで撮影でも、それが楽しいのだ。このハイテク時代、どのカメラで誰が撮ってもそれとなくいい写りの写真が撮れるなかにあって、X halfはそうはいかない。言うなれば、フィルムカメラで撮った写真が果たして上手く撮れているのかよく分からない、あの感じがデジカメで楽しめることがX halfのコンセプトなので。
いや、そんな上手く撮れるかどうか分からないカメラに10万円近い金額を出せない、という感覚もまたよく分かる。でも、電子ビューファインダーじゃなく素の景色を眺めながらシャッターを切る感じ、そしてどう撮れているかは後で専用アプリでしっかり確かめてみるまでのお楽しみ、というのがいいのである。
僕もなんだかんだで背面モニターを見て撮る期間があったのだけど、結局のところ、それだと他の「よく撮れるコンデジ」と変わらないので、最近は原点返りでガラス素通しのファインダーをのぞいて撮るようになった。で、一周回って「やっぱりX halfは楽しいな」となっているのである。
FUJIFILM X half
FUJIFILM X half
FUJIFILM X halfきっかけは、久しぶりにフィルムカメラモードで使ってみた時から。あの、撮影フィルム枚数を決めたら、撮り終わるまで写真が見れないというクレイジー撮影機能だ笑。背面モニターすら見れないから、必然的にファインダーをのぞいて撮るしかない。ガラス素通りのファインダーだ。
そうやって撮ってるうちに、無意識にX halfはファインダーで撮るようになった。それがじぶん的に気持ちよく楽しかったんだろうね。以来、フィルムカメラモードじゃない時もファインダーをのぞいて撮っている。
そういう意味では、ジャンル的にはコンデジの部類で見られると思うけど、いわゆる写りのいいコンデジ群とはちょっと違う。描写がローファイでエモいというトイデジなんかともまた違う。ほんと、唯一無二の「撮影体験を楽しむカメラ」なのである。
FUJIFILM X halfちゃんとした写真が撮りたい時は、他のカメラを持ち出すというのもアリだろうし、逆にとことんこのX halfで徹底して遊びを極めるというのも楽しいだろう。このカメラも、こう見えてなかなか奥が深いのである。
ちゃんと撮れないことこそを、この時代に楽しむ。なかなかシビれる最高の趣味カメラだったりするのだ。

















































