FUJIFILM X half発売以降、少々加熱気味だった世の中のX half熱も落ち着いてきて、いまでは普通に新品も定価で買えるようになったし、中古モデルなら8万円を切るようなものも出てきて、全体的に価格もかなりこなれてきた。
これなら、比較的手に入れやすい身近な写真機として考えやすいし、本来の「フレンドリーなカメラ」として、いい感じに定番アイテムに収まっていくんじゃないだろうか。
実際、僕もその気負いなく持ち出せる気軽さが気に入っていて、ちょっと出かける時はX halfを持ち出すことがほとんど、みたいになっている。
FUJIFILM X-E3, XF 18mm f2 Rこれはもちろんいいことなんだけど、一方で悩みがあるとすれば、その分だけ他のカメラの出番が減ってしまうこと。X-E3やX-T50なんかも十分コンパクトなんだけど、さすがにX halfの身軽さには敵わない。
特に超望遠レンズがメインで野鳥を撮りに行く時なんかも、サブカメラとしてはX halfの軽量コンパクトさがやたらありがたいし、街中でパンフォーカスでさらりとシャッターを切る時なんかも、X halfの控えめな存在感は好都合でもある。
センサーサイズが小さいといっても、遠景を少し絞って撮る分にはしっかり撮れる。ライトリークや期限切れフィルムモード、あとフィルムカメラモードなんかで遊ぼうと思えば遊べるけど、当然、実用的な写真機としても使える性能を持ってる、なかなか便利な一台なのだ。
FUJIFILM X-T50, SG-image 35mm f1.2
FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan-M 28mm f5.6
FUJIFILM X-T5大きなボケを期待するようなセンサーやレンズではないけど、それこそ写ルンですを持ち歩いている感覚を考えれば、なにか描写をじっくり意図して撮るようなカメラでもない。でも、その作為的じゃない感じが、このカメラで撮る醍醐味でもあるから、それでいいし、それがいいのである。
しかし、個人的な所有カメラのローテーションを考えると、もう少しX halfの出番を減らして、他のカメラの出番も作らないといけない笑。そもそも軽量コンパクトで街撮りなんかにも好都合なFUJIFILM Xシリーズのカメラたちをいくつも持っているので、それらが「ここぞという時のカメラ」になると、それもなんだか本末転倒だ。
X-EシリーズやX-Tシリーズだけじゃなくて、X-Proシリーズもわが家には3世代あるし、PENTAXやSONYの他社製品のコンパクト機もけっこうある。X halfで撮るのは心地いいものの、他のコンパク機だってそれぞれ良さや醍醐味があるのだ。
Nikon Zfc, SHOTEN XTZ, SG-image 35mm f1.2そうそう、APS-Cというサイズ感でいうと、Nikon Zfcだってレンズ次第では相当コンパクトに持ち出せる。それにも関わらず、気がついたらいつの間にか楽チンでX halfを持ち出しているのは、X halfというカメラのなかなかの凄さを物語っているのかもしれない。
X halfはいざ使ってみると物足りなかった!?とか、じぶんには合わなかった?!みたいな声もたまに見かけるけど、このカメラを「メイン機」みたいに考えるとそう思えるフシもあるとは思うけど、サブ機とか「ついで機」くらいにフランクに考えると、それでこそ本領発揮みたいに感じるんじゃないかな。
いやいや、X halfの良さは抜きにして、僕的にはとにかく他のコンパクト機を持ち出すことも割と真剣に考慮しなければいけない笑。カメラは適度に使ってあげることが最善のメンテナンス方法だからね。季節もかなり涼しくなってきたし、X halfよりは少し大きくなるカメラたちをちょいちょい持ち出す秋冬にしようと思案中である。




















































