FUJIFILM X halfをLeica Luxで撮影

あまりクリスマスの日という感じがしないけど、つまり今年もあと数日で終わろうとしている。みなさんは今年一年、どんなカメラとどんな写真を紡ぎ出しただろうか。

僕もいろんなカメラと過ごした。なかでもサクッと撮るという意味では、この2つのカメラが重宝した。ひとつは最も小さなXシリーズ〈FUJIFILM X half〉、もうひとつは正確にはカメラじゃないけど写真アプリの〈Leica Lux〉だ。

X halfのほうはカメラ好きな人ならご存知だと思うけど、今年発売されたカメラの中でも話題になったカメラのひとつ。1インチセンサーというXシリーズでは異質の小さなセンサーを積み、デジタルなのに縦型ファインダーでハーフサイズ的な2in1写真が楽しめたり、36枚撮り切るまでは写真が確認できないフィルムカメラモードが選べるというユニークな一台。

FUJIFILM X half
FUJIFILM X half
FUJIFILM X half

僕もひと通り多彩なエフェクトや2in1写真、フィルムカメラモードなどを楽しんだが、いちばん頻度高く使ったのは、シンプルに小さなコンデジとしての普通の使い方。サクッと撮る分には、あまりあれこれメニュー操作をしてる場合じゃないから、結果シンプルに撮るのである。

そう考えると、ユニークな機能面はたしかに楽しいのだけど、いちばんのメリットはとにかく小さくて軽いというのが、僕がサクッと撮るのに多用した要因だ。

もうひとつの写真アプリ〈Leica Lux〉は、その名の通りライカ社が提供しているiPhone用アプリ。こちらも登場時はけっこう話題になったが、いろんな機能を使おうとすると有料サブスクになるので、いまはそれほど多用している人は多くないように思える。

Leica Lux
Leica Lux
Leica Lux

僕の場合は、まずシンプルに「カメラ本体を撮るための、もう一台のカメラ」として便利なので使っているというのが最大の理由。そうでなければ常にカメラを二台持ち出さないといけないからね。

でも案外、それ以外のスナップ撮影にもけっこう使っている。カメラを持っていない時でもiPhoneでサクッと撮れるし、撮った写真は絞り値やフィルター具合でどことなくライカ風?な写真に仕上げて楽しむことができる。撮影後にこうした調整ができるから、撮る時はほぼ何も考えずにシャッターを切ったおけばいい。まさにサクッと撮るには究極の便利さだ。

いつ何時も、じっくり構えたり考えたりして撮るシチュエーションなら然るべきカメラが当然いいわけだけど、サクッと撮るということだけに目を向ければ。この二つのカメラの楽ちんさはとにかく秀逸だ。そういう意味で、僕の今年の〈サクッと撮る・オブ・ザ・イヤー〉といったところだ。

Leica Lux
Leica Lux
Leica Lux

この流れは来年も続くだろうな。コンパクトなカメラはけっこうな数を所有しているんで、これ以上増やすつもりはないから、続々と発表されるトイデジなんかが気になりつつも、この二つのカメラのおかげで物欲にもいい意味でブレーキをかけることができている。カメラは使ってなんぼだからね。

さて、あなたの〈サクッと撮る・オブ・ザ・イヤー〉はどのカメラたちだろう。ファインダー有りか無しか?、デザイン優先か画質優先か?はたまた一癖も二癖もあるカメラか?。もちろん素のスマホカメラでもいいんだけど、どうせ撮るなら撮影体験そのものもちょっと楽しめるカメラがいい。

年末年始は神社に初詣もいいけど、家の近くの中古カメラ屋を調べてカメラ屋詣もいいかもしれないね。ちょっとライフスタイルに変化をもたらしてくれるスパイスのようなサクッとカメラ。大人だって、じぶんにお年玉をあげてもバチはあたらないのだ。