PENTAX 17

正直、想像よりずっと話題になっていて、じぶんのことのようにうれしい新作フィルムカメラ〈PENTAX 17〉。

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PENTAX 17。写真は公式YouTubeから

想像したより話題になんて書くと失礼かもしれないけど、でも正直、2024年の令和のこの時代に新型のフィルムカメラがどこまで市場に受け入れられるだろうか?と考えた時に、普通はここまでの状況をなかなか想像はできない。

それほどまでに、昨日の早朝のYouTubeによるPENTAX 17発表会以降、僕の身の回りに関していえば「PENTAX 17の話題一色」といっても言い過ぎではない盛り上がりを感じる。

僕もとにかく眠い目をこすりながら興奮で夢の中にあるようなハイな状態で、そのPENTAX 17のことを発表会直後にツイートしたら、あれよあれよとリツイートされて、さっき見たらいいね!が1000を超え、リツイートも450回ほどだったかな、インプレッションも11万回という、ちょっと見たことのない回数、多くの人に見られていてちょっと驚いた。

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そんなことはいざ知らず、この興奮と感動をとにかく書き留めなくてはと早朝からブログを書いて、とにかく一人でも多くの人にTKOさんほかペンタックスの皆さんが送り出した渾身の新作フィルムカメラと、その熱き思いの動画を紹介したかった。僕にも熱さが伝染して、とにかくこの衝撃を知らせるひと役を買いたかったのである。完全に個人の思いである。

PENTAXさんからの公式はWebサイトやSNSでの発表は朝の10時からだったから、正確な情報となる商品写真も無いしどうしようと思い、ひとまず公式YouTubeからPENTAX 17の姿を写真として使わせてもらったことは、ペンタックスさん大目に見てお許しを。でも個人的には、いわゆる製品写真より、このふだん着のようなPENTAX 17の姿が好きです。

PENTAX 17。写真は公式YouTubeから

とにもかくにも、TKOさんをはじめとするこのフイルムカメラプロジェクトに関わられたすべての方に「おめでとう!」と言いたいし、よくぞここまで製品化にこぎついた!ということに「素晴らしい仕事!」と思うし、仕事人としても本当にリスペクトの気持ちでいっぱいです。見事です。

動画の中でも真っ正直に話されていたと思うけど、このミラーレスカメラ全盛でフィルムも異次元の高騰を続ける中、とにかく利益の追求を求められるご時世の企業の中で、新作でフィルムカメラを開発し、それを実際に製品化することは誰が考えても容易なことじゃない。いや、苦難だらけで、誰もそんな貧乏くじみたいなリスクは背負いたくないのが、いまの世の中だろう。

そんななかで、おそらく想像を超えた難関をいくつも飛び越え、しかも賛同者を少しずつ増やしながら、なんとかかんとかここまできた。しかも、かつての先輩たちが世を沸かせた名作らの知恵を継承しながら、価格だってこの時代では奇跡のような価格に抑えられたと思う。円安のことがあるにも関わらずだ。海外の人たちにとっても500ドルくらいの価格みたいだからね。

そりゃ、たしかにフィルムカメラ初心者がカメラを始めるなら、もっと安い往年の中古カメラなどもたくさんあるわけだけど、それらも含めて新品でもフイルムカメラが選べる選択肢ができたことは、僕はやっぱり大きい気がする。修理やメンテナンスもやっぱり心強いし、中古カメラとはまた違った魅力がある。

なによりも、世界中のアナログ撮影とアナログ表現が好きな人たちに、勇気というか希望を与えた気がするし(少なくとも僕はそういう気分にさせてもらった)、カメラと写真表現の世界になんかしらの風穴を開けた気もする。それは、きっとペンタックスというブランドにも数字だけじゃない価値を生み出すと思うんだ。

そんな背景をこのカメラ、PENTAX 17は背負ってるからか、とにかく僕には凛々しく見える。ザ・カメラのひとつが誕生したと言ってもいいんじゃないかな。僕的には、昨日予約しました。リコーイメージングストアで。若い人の手に渡ってから、いつか購入でもいいかなとも思ったんだけど、もし売れ行きが良くなかったら…という思いもよぎり、やっぱり予約しようと。

エールの一票をペンタックスに投じたみたいな気持ちはもちろんあるけど、そんなことよりシンプルにこのカメラのファインダーをのぞいてみたいと思ったし、シャッターを切ってみたいと思った。だから、いまはとにかく実物と遭遇できることを楽しみにしてる。

なんか興奮状態のまま一気にブログを書いてるんで、語彙力に欠ける文章になってる気がしないでもないが、そこはひとりのカメラバカの独り言と思ってご容赦いただきたい。

なんにせよ、伝承の一歩は踏み出された。勇気あるペンタックスの勇者たちと、度量のあるペンタックス経営陣の皆さんのおかげで。ここからは僕らユーザーが合流してこの風を大きくしていく番だ。頑張ろうという言葉はあまり似合わない気がするので、楽しく頑張ろう!という気持ちで書き終えたいと思う。共に歩もう!共に走ろう!PENTAX! PENTAX! PENTAX!

◎想像以上に人気で初回の予約も一時停止になったりもしてるようだけど、これを契機に、ペンタックスのデジタル機の良さなんかもぜひ調べてみてくださいな。

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