カメラは、じっくり時間をかけて味を熟成してゆく。
FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R僕は割とたくさんのカメラを使っているほうだと思うけど、それは新製品の欲しいカメラが現れた時も、それまで使っていたカメラをあまり手放さないことが要因だったりする。
下取りに出すという意識があまりないから、物理的に所有カメラが増えていくのである。
あと、昨今のデジカメでいえばけっこうその機能が多彩で、それらをじぶんはまだまだ使いきれていないという思いがあって、結果として手放すという発想に至らないというのもある。
フィルムシミュレーションなんかも最たるもので、年々その種類も増えていることもあり、いまや20種類ほどある。しかも、世代ごとのセンサーによって同じフィルムシミュレーションでも描写が異なるから、実に奥が深いのである。
加えて、こんどのX-E5なんかには「FS(フィルムシミュレーション)レシピ」という機能も追加されて、描写をより細かく追い込んで日々の自分流フィルムシミュレーションにセットすることができる。
そんなこんなを、日々調べつつ、日々試して、しかも何台かのカメラをローテーションする狭間に少しずつ試す感じだから、僕の感覚ではとてもニ、三年の月日ではひとつのカメラを使い込んだというレベルに至らないのである。
これは、飽きないということにもつながっているかもしれない。そういう意味では、たくさんのカメラを使い回していることは、僕にとっては「飽きない」「気分転換になる」といういい現象につながっているのだろう。
ここで紹介しているFSレシピの動画なんかも何度か再視聴してるけど、まずもって素のフィルムシミュレーションで試したいことが多くて、なかなかFSレシピを駆使するところまでいかない笑。まあでも、焦る必要もなく、何年もかけてじっくり試して楽しんでいけば、むしろそのほうがカメラにかけたお金の元もとれる。
それでもって、カメラはあくまで道具であって、本当にいろいろ試しているのは「写真」のほうだったりするから、これはもう相当の年月をかけないとそのカメラを理解したなんて域に僕は到達しないのである。
X-E5のレビュー記事なんかをあらためて読むと、いまさら気づく機能や使い方も少なくない。そうやって、またそれを試してみては、あーでもないこーでもないと検証は続く。僕はよく言うけど「一生、試し撮り」なのだ。
そう考えると、カメラという趣味のアイテムは、一見高価に見えるけど、じっくり使い込むペースを考えると、かなりコスパのいい趣味アイテムなのかもしれない。
控えめに言って、すべての大人たち(中学生くらいからでもいいかな)におすすめしたい趣味のひとつが「カメラで写真を撮る」ことなのである。















































