カメラへの思い

時代が変われば、カメラも変わる。変わらない部分が貴重だったりするけど。

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ニコン初のシネマカメラ Nikon ZR

僕がクラシックなスタイルのカメラが好きなのは、やはりフィルムとフィルムカメラの記憶の残像だと思うけど、カメラの世界はここ数年で劇的に進化している。

その起点となったのがスマホカメラの台頭だろう。

先日たまたま見かけたYouTubeの動画でiPhoneカメラのアプリの話を見かけたのだけど、あらためてその進化に驚いた。

スマホカメラがそこまで行くと、当然、本家の本格的カメラのほうは「より本格へ」と行かないといけないので、動画性能をプロ機並みにしたものや、AF性能、連写性能なんかが物凄い領域のカメラたちが出てくる。

そんな性能を一般の人が使い切れるわけもなく、その反動的にローファイのトイデジなんかが人気になるのも、ある意味わかる気がする。「カメラ」という印象面から、見た目こそかつての写真機の延長線上を感じさせるけど、中身は「時代が変われば、カメラも変わる」のである。

Kodak Charmera
PaperShoot

その「カメラの変化や進化」にともなって、海外では新興メーカーなんかもどんどん生まれていて、四半世紀前とかだと存在もしていなかったメーカーらがいろんな垣根を超えて進化を続けている。

今朝は、あのライカの経営権が海外資本に移るかも、なんていう噂か本当か分からない噂話もSNSで目にした。ライカについては過去にも倒産の危機や株主の変更など紆余曲折あったから、21世紀も二巡目の四半世紀に突入したいま、経営権がどこかに移っても不思議ではない。

Leica M typ240, Summar 50mm f2
僕が初めて手にしたレンジファインダー機 Leica M3

でも、ラグジュアリーなブランドだからライカに憧れるという人ばかりでもなく、一世紀以上に及ぶライカのヒストリーに憧れている人も多いと思う。特にレンジファインダー機なんかは「変わらない」ことに多くの人は価値を感じてきた。

カメラは、写真という時を刻むモノであり、その意味では時代とともに、写真(や動画)のあり方と共に変わり続けていくものだけど、何を変えて、何を変えないでいくのかは、アマチュア写真愛好家ながら気にはなっていたりする。

Nikon Zf Black body, Mr.Ding Noxlux DG 50mm f1.2
OM System OM-3

写真という物質だけでなく、撮る時の気分や日々のマインドのエネルギーとして、カメラという道具から受けている情緒的恩恵も大きいからね。

まあでも、変わらないことを良しとする度合いが比較的大きい僕なんかは、時代的にはまったくついていけていない古い人間だという自覚もある。しかし、一喜一憂したいのは写真であって、カメラ界隈のことが過度にザワつくのも、あまり好ましいとも思えない。

Nikon ZR, Nikkor Z 40mm f2 SE

時代と共に変わること、一方で時代を経ても変わらないもの、変えてはならないもの、このあたりのさじ加減みたいなものがどう揺れ動いていくのか。とても全容の目撃者にはなれないが、その一端を世界の片隅からのぞいていこうと思っている。

写真は、巨大な経済システムの中で生まれているんじゃなくて、なんてことない日々の日常の中で生まれているモノだったりもするからね。

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