FUJIFILM X-E5 レビュー

カメラも人間も、ちょっと隙があるくらいのほうが癒される。

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FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R

X-E5がわが家にやってきて2週間くらい経つだろうか。まだまだ使い倒したというレベルにはないけど、何度か持ち出すなかでふと感じたことがある。それは、なんかこのカメラ、癒されるよなあ、ということ。

要は、いい感じで隙があり、そのちょっとした緩さや甘さが、触っていてこちらの肩の力も抜けて、妙にほっこりするのである。

そのいちばんの要因は、ちょっと甘いシャッターフィールなんじゃないかと、今朝思った。これは良しとしない人もいるかもしれないけど、シャッターボタンを押す時のしっかり感にちょっと甘さがあるのだ。カチッと感が少し緩いと言えばいいだろうか。

FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R

おいおい、それって製品の組み立て精度として大丈夫か?と思われるかもしれないが、まあ結論からいうと大丈夫。なんといえばいいかな、フィルムカメラの時代のシャッターボタンを思わせる、ちょっと遊びのある建て付け?みたいといえばいいかな。僕はそう思った。

それゆえに、シャッターを切るたびに、なんか癒されるのである。まあまあ、そんな肩に力入れずにリラックスしていこうよ!みたいな笑

加えて、X-E5の場合は、EVFと背面モニターのスペックもそれほど高くないから、それも含めてどこか隙があるというか、いい意味で完璧すぎないのが日常スナップ機としていい味を出している気がする。

X-E5といえば、アルミ削り出しのソリッドな仕上げで、一般的には上質感のあるクールなカメラになった!みたいな印象があると思う。けれど、以前のブログにも書いたけど、このカメラは紛れもなくX-Eシリーズであり、X-H2系やX-T5にはない気軽さがやっぱりあるのだ。

僕なんかは、フィルムカメラの代わりにデジタルミラーレス機で撮ってるみたいなところが正直あるから、この少し緩い感じはむしろ写真機らしくていいなと思うタチである。それはレンズにも言えるけど、いたずらにカチカチの精度で組み上げなくてもOKだとすら思っている。

まあ、X-E5のシャッターフィールについては人それぞれの感じ方があるし、個体差も微妙にあるだろうから、僕のX-E5だけがそう感じるのかもだから、話半分で聞いてもらえればと思う。

FUJIFILM X-E5, XF 35mm f1.4 R

でも、指先に微妙に伝わるショックの感触というのは、けっこう撮影体験のイメージに作用する。そして、X-E5のそれは、僕にとってはポジティブでいい効果を生んでいるということ。このあたりはお店でちょっと触っただけでは分からないから、日々使ってみて感じ始める相性だろう。

カメラはいくらハイテクになっても、使うのは生身の人間だからね。各部の感触まで精密ロボットのようになることがすべて良しというわけでもない。ほら、人間だっていたずらに完璧主義者の人より、ちょっと隙がある人のほうが魅力的で、向き合っていて癒されたりするでしょ。

そんなことを感じる今日この頃なのだ。