9月に入り昨夜は中秋の名月だったわけだけど、強い陽射しが照りつける大地は日陰じゃないとまだまだ暑い。とはいえシャッターは切りたいということで、朝の涼しいうちにカメラと出かけるのが正解だ。
今朝チョイスしたのは、FUJIFILM X-Pro3とフジノンXF 23mm f1.4Rという、僕の中ではエースの組合せ。ここのところ、少し古い一眼レフ機をいくつか手に入れて試し撮りを楽しんでるけど、こうしてふと帰ってくる場所みたいなのが、僕の中のX-Pro3というカメラの位置付けだ。
しかし、よく写る。XF 23mm f1.4RはXマウントの中でもルーツ的レンズで設計は旧モデルになるが、僕はレンズのデザインも含めてこの旧モデルのファン。
X-Pro3の光学ファインダーのブライトフレームは35mm(換算約50mm)だと少し狭く、この23mm(換算約35mm)がちょうどのぞいていて気持ちいいというのもある。
しかも、写真を見てもらえれば分かる通り、けっこう寄れる。35mmの広角からここまで寄れるレンズなら、レンズはこれ一本を常につけっぱなしという人が多いのもうなずける。
カメラでいう「最愛のひと」というのが、僕の中ではこのX-Pro3。いろんなカメラを試してきて、じぶんなりにいちばん心地いいラフな気持ちでシャッターが切れる、友のようなカメラだ。
デジカメゆえに、Leica M3のようにずっと使い続けるわけにはいかないだろうけど、できれば壊れることなく、メンテナンス環境も保たれたまま、長く使いづけられればいいなと思っている。暑い夏をあと何十回も一緒に過ごせるように。
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