マップカメラさんの創業30周年を記念して限定販売されたシングルコートのノクトンに夢中なのだけど、いろんなFUJIFILM機に装着しつつも、やはりX-Pro3がグッとくる。
電子接点が設けられたコシナ一発目のXマウントレンズとあって、X-Pro3のハイブリッドビューファインダーを想定して作られていることもあるから、そのデザインもX-Pro3に最も合わせて製作されたと思うのは僕だけだろうか。
でも、そう考えているフジユーザーも少なくなさそうで、Nokton 23mm f1.2 XマウントはX-Pro3に装着している人が多いように見受けられる。
なかでも、マップカメラ30thモデルは、さらにクラシックで特徴的なフードやローレットが施されていることから、なおさらX-Pro3と合わせて使っている人が多く、いずれも実にゾッコンで楽しそうなのだ。
都市部のストリートや特徴的な建築物をクールに撮ってる人もいれば、なにげない日常のスライスオブライフをスナップしている人、はたまたポートレートにチャレンジしている人などいろいろだけど、とにかく楽しそうという空気は、その写真を見れば伝わってくる。
これはレンズ効果もあるかもだけど、たぶんそもそもX-Pro3にゾッコンなのだ笑。カメラが溺愛するX-Pro3であれば、どんなレンズをつけようとも楽しいし、どこへ連れてってもじぶんのなかで絵になる。そういうことも、例えばSNSのつぶやきなんかを見ればヒタヒタと伝わってくる。
まあ、カメラを愛する気持ちというのは、なにもX-Pro3にかぎらず、いろんなカメラユーザーが思い思いに感じていることだけど、なかでもユーザーの「X-Pro3愛」みたいなものは「より濃く強い」と感じるのは僕だけだろうか。
たぶん、ちょっと「おりこうとは違う立ち位置のカメラ」であることに、なにか無性に惹かれるところがあるのかもしれない。X-Pro3より高機能なカメラは他にもたくさんあるし、便利なカメラも他に見つけたほうが断然快適だ笑。でも、だから、可愛いのである。
幸い僕のX-Pro3は故障することもなく、日々ノンストレスでそばにいてくれるので、一度壊れたりするともしかしたら可愛いとか言ってられないかもしれないけど、ドイツ製のカメラに比べれば修理もそれほど大がかりじゃないし、たぶん愛し続けられる仲じゃないかな、と思ってる。
そんなX-Pro3が販売終了しているのはとてももったいない気がするので、僕なんかはモニター部分だけX-Pro2化した「X-Pro3 S(シンプル)」とか場繋ぎで出せばいいのに、とか思うけど、まあなかなかそこはね、、。
と、今となってはそんな希少性も携えて、X-Pro3との日々を楽しむユーザーたち。僕は、そんな人々の楽しい様子を眺めるのも好きなのだ。
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