FUJIFILM X-Pro3

僕がFUJIFILM機で撮ってるのは、完全にフィルムとフィルムカメラが好きだからですね。

FUJIFILM X-Pro3, NOKTON classic 35/1.4 II SC

だったら本物のフィルムとフィルムカメラで撮ればいいじゃん、と言われそうだけど、そう、撮ってるんだよフィルムでも。いまも現像に出してる。だから、フィルムの代わりにデジカメで撮ってるというよりは、フィルムもデジタルもそんな区別みたいなものは、もう一周して超越してしまったというか、その境界線みたいなものは変に意識せず、写真を撮ることを楽しんでる。

そういう思考で撮る時に、FUJIFILMのカメラたちはとてもしっくりくるんだよね。カメラの見た目も操作性も、そしてフィルムシミュレーションも。富士フイルムという会社は、やれフィルム生産をどんどん減らしてフィルム離れしてるみたいに言う人いるけど、僕はまったく違うと思っていて、国内唯一のフィルム販売会社だからこそ、フィルムとフィルムカメラのあのベストバランスの世界を、なんとか21世紀も、そして22世紀も再現ないし継承しようとしている。その結果がいまの富士フイルムのカメラのスタイルなんだと、そう思ってる。

実際、使っていて僕はその意思みたいなものを軽やかに感じていて、実に心地よくフィルムとFUJIFILMのカメラたちの間を無意識に行き来することができている。PROVIA、Velvia、ASTIA、SUPERIA、ACROS、PRO400H…もう、富士フイルムのフィルムシミュレーションは感慨深くて、フィルムの面影を追いかけながら僕はフジ機たちで日常を撮っている。Leica M3やIIIa、Nikon F2で撮るのと違和感を感じずにね。これはけっこう画期的なことだと思ってる。

写真の楽しみ方というのは、やっぱりフィルムとフィルムカメラの時代に形成されてるんだよね。だから、写真を今以上に楽しもうと思ったら、一度はフィルムとフィルムカメラを味わってみたほうがいい。そして、そんな楽しみ方をデジカメでも提供してくれるカメラたちを眺め始めると、カメラの世界に実はもっと可能性を感じられるはずだ。カメラは衰退するモノではなくて、デジタルの時代に人間らしくいられる可能性に満ちた道具だってことにね。僕はそうおもってる、かなり確信的に。

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