SONY RX100 M3

結果、やって来た。夏の終わりと、SONY RX100 M3の始まり。

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SONY RX100 M3

「結果、やって来た」と書いたのは、先日のブログに「今回は購入を見送る」と一度は書いたからだ。しかし、この異常な灼熱の暑さのせいか、朝から頭がボーっとして、なにかたまらなくスッキリしたい気持ちがジワジワ込み上げ、気がついたらお店を再び訪れ、いつの間にか連れて帰っていたのである…。

まあ、つまりは、やはり心のどこかで「一度は試しておきたい」という好奇心というか探究心が払拭しきれず、結果、こうして手に入れることは僕の運命だったのだろう。SONY RX100 M3のことである。

もう発売から10年ほど経つコンデジだから、いまさらここが凄いなどと説明する部分もないが、僕がこのカメラを体験したかったのはまさしく「格納式ファインダー」である。

SONY RX100 M3

ツァイスのレンズも大きな特徴ではあるが、ファインダー好きの僕としては圧倒的にその独特のファインダー機構を体験しておきたかった。それに尽きる。

描写は1型センサーだからそれほど過剰に期待はしていない。当時のコンデジとしては大きいセンサーサイズではあるが、いまやAPS-CセンサーのRICOH GRなどがある時代であることを考えると、その描写に特段優位性はない。

ただ、その分とにかくコンパクトにまとまっていて、その小さなボディのなかにズームレンズ24mm-70mmを備え、しかも先述した格納式ファインダーを詰め込んでいるのである。M3は、その格納式ファインダーを初めて搭載した、ある意味、エポックメイクなモデルなのだ。

SONY RX100 M3

僕はこうした革新的モデルに弱い。最新であることよりも、カメラ史的に革新であった初代機などに異常に惹かれる。そこに込められた開発者たちの挑戦心みたいなものを体感したいと思うのだ。

この春についに販売が終了したこともあり、新品で買えるのはこれがラストチャンスだと思い、とあるお店で見かけたこのRX100 M3を、思い切って購入することにしたのである。

さすがに何度か実機を触って操作性などを確認した。10年前の製品なのに意外と安くないので、そこは慎重に出費を検討しないといけないと考えたからだ。

そのなかで、ファインダーと共に惹かれたのが「開放f1.8の意外に豊かなボケ」だった。そうだな、このボケが確認できていなかったら、格納式ファインダーの魅力だけでは購入していなかったかもしれない。意外と大きなボケは、ちょっと軽い驚きでもあった。

まあ、ようやく充電しているような状況なんで、きょうのところはこれ以上書けることも僕にはそうない。なので、作例的な写真なんかは、またおいおい。いまさら新製品でもないので、焦ることなく、じっくりゆっくりスナップシューターとしてのRX100 M3の良さを見つけていきたい。

SONY RX100 M3
SONY RX100 M3
SONY RX100 M3
SONY RX100 M3

というわけで、ある意味、夏の終わりの反省材料のような予期せぬ出費になったが、まあ本人的には「これも運命であった」と思って心を鎮めているところである。いろいろ試し撮りしつつ、ユーザーの人たちの作例なんかもこれからチェックしていきたい。

夏はもうすぐ終わるが、僕とRX100 M3はこれからが始まりだ。

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