FUJIFILM X-E4

FUJIFILMな人たちは、どこにいるのか。

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FUJIFILM X100V

いや、YouTubeやTwitterの中ではFUJI機ユーザーをたくさん見かけるんだけど、ふだん生活している現実の社会の中ではFUJI機を持ってる人って見かけないなあと。僕のリアルライフでは一人も見たことないんじゃないだろうか。

僕はよく「街中でスナップしてる人を現実にはほぼ見かけない」とブログやTwitterでつぶやくけど、まあ「ほぼ」ってあってゼロではない。たまに見かける人たちは、まあNikonかCanonといったところ。ライカな人たちも現実には見かけないし、フィルムカメラで撮ってる人も、僕はまったくといっていいほど見かけない。

子どもの運動会なんかに出かけると、まあそれなりにカメラを持った親御さんがいるわけだけど、そこでもNikonかCanonの人しか見たことないなあ。僕の行動範囲が貧相なのかもしれないけど笑。

で、FUJIFILMのカメラの話に戻るけど、実際とてもいいカメラで、いいと言うのも特に「バランスがいい」わけで、APS-Cセンサーサイズの恩恵もあって、カメラ本体もレンズも価格的にもNikonやCanonのフルサイズ製品より当然安めである。なのに、なぜNikonやCanonのように実生活の中であまり見かけないのかなと思ったのだけど…

FUJIFILM X-E4

たぶん、正確に言うと、僕が実生活の中で見かけているNikonやCanonのカメラたちは、おそらくAPS-Cクラスのものなんだろうね。そうなると、豊富なラインナップを持つNikonやCanonの製品は、ボディ本体も交換レンズも家電量販店なんかでは全然FUJI機並みの価格で買える。いや、FUJI機よりも安い価格帯で流通してるのかもなと。

そう考えると、営業力とか営業網、大量にモノを動かす企業の販促力からして、ずっと第一線を走り続けてきたNikonやCanonには「売り場に対するブランド力」があるし、FUJIFILMのカメラたちよりもまだまだ顔が立つというのも納得がいく。あ、あくまですべて僕の憶測だけどね。

でも、今回NikonからフラッグシップミラーレスとしてZ9が発表されたことで、いよいよNikon、Canon、そしてSONYの3社がミラーレスを主戦場に戦う局面に、なんて報道を見ると、むむむ、それはミラーレスで10年前から先行していたFUJIFILMのカメラたちにも追い風の時代なんじゃないかと僕なんかは思うわけだけど、そういう報道は一切目にしない笑。FUJIFILMはいま、どういう立ち位置にいるカメラなんだろうね。

いちおうFUJIFILM Xシリーズのファンである僕からすると、FUJI機を使っていてAPS-Cでセンサーサイズがフルサイズより小さいとか意識したことはまったく無いし、フィルムシミュレーションの叩き出す写りは他所にはない素晴らしいものがあるし、フィルムカメラ的なクラシックなデザインも今風な気がするし、もっと身の回りでも使う人たちがいていいんじゃないかと本気で思うんだよねえ。どうなんだろうね、あのあたりの実際って。

FUJINON XF 18mm f2 R, FUJIFILM X-Pro3

このブログの写真にあるFUJIFILM X100Vなんてほんと素晴らしい一台で、僕はこのX100Vに出会ったことで、常用カメラががらりとFUJIFILM Xシリーズ一色になった。まあ正確に言うと、望遠レンズを使う時なんかはNikon機を持ち出すけど、普通に日常でカメラを使う時はFUJI機があればまさにバランス良くオールラウンドに使えると思うんだよね。

むしろ、日常的にカメラを持ち歩く人はそういなくて、運動会のような年に何度かのイベントでしかカメラを使う人がいないから、あいかわらずNikonやCanonのカメラを使う人しか見かけないってことなのかな。そうなると、それほど新製品に買い換える需要があるとも考えづらいから、SONYのミラーレス機たちもそれほど見かけないということも納得がいく。これも、僕の単なる推測で憶測だけどね。

スマホカメラが日常的なカメラの主役になっていて、カメラを知らない世代な人たちがこれからも増え続けることを考えると、カメラメーカーの力の入れ方は中上級機へとシフトしていくと言われるけど、それはそれでハイテクなカメラの競い合いに興味もあるけど、これだけ技術が進歩して入門機や中級機といわれる価格帯のカメラでも上質な写真撮影体験ができる現状を考えると、もっと「ふだんのカメラ」とか「趣味として味のあるカメラ」が賑やかになってくるといいのになあと個人的には思うんだけどね。

僕がFUJIFILMのカメラたちが好きになのは、そういうゾーンを富士フイルムという会社は軽視していないと感じるからじゃないかな。かつてフィルムでそういう日常のカメラ体験、写真体験を支えてきたけど、さすがに企業としてはフィルム販売から別の歓びの提供へとシフトしていかないといけない。そのなかで、富士フイルムはデジカメでもそういう「日常の中に写真のある楽しさ」をできれば身近な価格帯で世の中に提供し続けたいと考えてるんじゃないかな。いや、これも僕の憶測だけどね笑。

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