FUJIFILM X-T5

写ルンですのレンズ〈Utulens〉を高画素機につけて散歩カメラするたのしみ。

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FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16

以前にもこのブログで紹介したUtulens。その名の通り、あの写ルンですのレンズを再利用したユニークな製品で、熊本のギズモンさんから各種マウントが販売されていてファンも多い。

その魅力はいわゆる「写りすぎないローファイな描写のおもしろさ」だ。

でも、前回街中でX-Pro3でテスト撮影した感じでは、あれ?意外とよく写るぞ!というのもあって、だったらと高画素機であるFUJiFILM X-T5につけて撮っている今日この頃なのである。

X-T5は一見クラシックなカメラに見えるけど、最新の4000万画素を超えるセンサーを積んでいて、ふだん撮っていてもX-Pro3などと比べてやはり緻密で濃密な描写を見せてくれる。そんな高画素機と、かたや絞りf16固定のプラスティックレンズの組合せ。考えるだけでもちょっとワクワクするからおもしろい。

FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16

X-T5に装着する恩恵は、手ぶれ補正機能がのっかっている、ということもある。ここに載せた写真たちは早朝に撮ったものだけど、高感度にセットしたとしても真昼間のf16ではないから、手ブレ補正があるとやはり心強いのだ。(まあ、ブレも味なんだけどね)

f16固定で、ピントは1mから無限遠までだいたい合うというレンズなんだけど、当然ながらピントがビシッと合うというよりは「だいたい」というあの世界と、高画素センサーのマッチングが、なんとも微妙(絶妙か)な描写を叩き出す。個人的には少し「不思議の国の世界」をイメージしたかな。

「写りすぎないんだけど、よく写ってる」みたいな。(語彙力ごめん笑)

FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16
FUJIFILM X-T5, Utulens 32mm f16

高感度(ISO6400とかだったかな)のノイズもかえっていい感じで効いているのかも。このUtulensはモノクロームじゃなくても高感度ノイズはご馳走になると思った。どうだろう。

前にも書いたけど、このUtulensをいずれはフルサイズのSIGMA fpやラージフォーマットのGFXにも装着して撮ってみたいと考えている。僕に細かな描写の解説をするスキルも知識もないので、このX-T5との写真も含め、その描写特性みたいものは撮影写真を見て各々で判断いただきたい笑。

まあ、僕はとにかく「好きだな」、この組合せ。引きの広い絵はさらにいいのだけど、散歩道でご近所さんが映り込むのでここでは割愛してる。引きの絵は、また街中でスナップした時にでも紹介したいと思う。いや、ほんと、いかにもその質感は写ルンですなので。

というわけで、ちょっと他のWtulensなんかにも興味が出てきて、我ながら困っておる笑。でも、普通にレンズを買う値段と比べたら相当お得だからね。楽しいよね、写レンズワールド。

写真機X-Pro3に、写ルンですのレンズ〈Utulens〉をつけてみたぞ。 先日、フィルムカメラの写ルンですのレンズを再利用したミラーレス用レンズ「ギズモンのUtulens(写レンズ)」を手に入れたことを...

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