FUJIFILM X-Pro2, SG-image 35mm f0.95どう見てもといっても、別に見た目だけの話ではない。独特の艶の塗装も、小気味いいシャッターフィールも、そして手の中に絶妙に収まるフォルムも、いちいち僕の五感に刺さるのである。
X-Pro2はご存じ、フジのX-Proシリーズの2世代目で、現在すでにX-Pro3も生産を終了しているので、デジタル機のなかではひと昔前のカメラになる。性能的には特段、ここが凄いという部分もいまとなっては無いだろう。
でもね、妙に心打つものがあるんだよね。
まあ、僕はX-Pro1からX-Pro3まで歴代のこの機種をすべて所有しているので、贔屓目に見ていることも否定はしないが、それにしたってこれだけエモーショナルなカメラもなかなか他に見当たらない。
FUJIFILM X-Pro2, SG-image 35mm f0.95
FUJIFILM X-Pro2, SG-image 35mm f0.95
FUJIFILM X-Pro2, SG-image 35mm f0.95最も新しいX-Pro3と同じくらいの頻度でこのX-Pro2も使っているので、どれほど気に入っているかは察していただけると思う。
たぶん、この第3世代のX-Trance CMOSセンサーの写りも好きなんだろうな。最新のフィルムシミュレーションも搭載されていないんだけど、それがX-Pro3の使い分けにもなっている。
まあ、ひと言でいえば、このカメラにはスペック云々では語れない開発者たちの熱量がこもってるんだと思う。無言の迫力というかね。プロダクトというのは、そういうのが滲み出るからね。
FUJIFILM X-Pro2, TTArtisan-M 28mm f5.6きょうは、最近購入したSG-image 35mm f0.95をつけて、なるべく直射日光を避けながら少し撮り歩いたけど、マニュアルフォーカスのレンズと合わせたX-Pro2はまさしく写真機そのもの。クラシックなスタイルのカメラが好きな僕にはたまらないフィーリングなのだ。
いかにもエイジングを楽しめ、と言わんばかりの塗装の剥がれ具合やすり傷なんかも、またいい味を出しておる。デジタルなんだけど、これはヴィンテージといっていい楽しみを内包したカメラだろう。
FUJIFILM X-Pro2, Nokton 23mm f1.2 SC修理対応期間も終了したカメラだから、手放しておすすめはできないが、それでもX-Pro3よりは中古価格もこなれているので、なんかひと昔前の趣のあるカメラを試してみたいな、という人にはいい選択肢になるんじゃないかと思う。
まあ、名機だよ、間違いなく。

















































