OM System OM-3の「我が道を行く」という感じがいいのである。
OM System OM-3, M.Zuiko digital 25mm f1.8 II今朝は小雨が降っていたこともあり、濡れても平気なOM System OM-3を散歩へ連れ出した。レンズも2型で防塵防滴になったM.Zuiko digital 25mm f1.8 IIだから、心配するとしたら革ケースの存在くらいなんで、今朝は革ケースをはずして出かけた。
あいかわらず、そのマットで独特のキレのシャッターフィールが気持ちいい。見た目はクラシックだが、中身は当たり前にモダンな現行ミラーレス機で、しかもこうしてアウトドア環境にも強い。なかなか最強なカメラなのである。
僕自身は、性能云々よりも正直、フィルム時代のあの名機〈OLYMPUS OM-1〉の残像に惹かれて思わず手に入れた人間だ。いまでも自室にはフィルム機OM-1Nがあり、さすがに使用頻度は減ったが家宝のひとつになっている。
当時のOM-1もそうだが、一眼レフ機にも関わらずボディサイズはコンパクトなバルナックライカほどしかなく、シャッタースピードダイヤルもレンズ部にレイアウトされるなど、ちょっと独特の存在であった。
そして、その「我が道を行く」という気配は現在にもどこか宿っていて、昨日かな、なんとこのOM-3をベースに天体専用カメラ〈OM-3 ASTRO〉が発表された。まさかのクラシックスタイルのカメラからの発展系製品の発表にちょっと驚いた。
水素ガスの赤い星雲がよく写るということで赤い星のバッジが追加されたボディは、個人的にはどこかクラシックなボディデザインとアンバランスに思えるが、まあ夜空を下で使うカメラなんで少々目立つ目印のほうが実用的なのかもしれない。
僕自身はふだん星空を撮ったりしないが、公式のレビュー記事を読んでいたら、なんか一人静かに星空を撮るなんてのもいいなと思った。しかも、手持ちでも案外撮れるんだね。ずっと三脚が部屋の片隅に眠ったままの僕でもOM-3 ASTROなら星を撮ったりできるのだろうか。
価格は30万円を少し超えるあたりで安くはないが、その唯一無二感は悪くない。もし、出かけた先で「赤いバッジのついたOM-3」をぶら下げている人に出くわしたら、思わず「おっ」と思うだろう。この人はただのクラシックカメラ好きじゃないぞと。
ある意味、究極の大人の趣味のカメラかもしれないね。散財の仕方としてはカッコいいじゃない。僕もコツコツとお金を貯めようか。星空の下で赤いバッジと赤い星雲にニヤリとするために。

















































