
最近は人気のカメラともなるとすぐ供給量が足りずに受注停止や長期間の予約状態になるケースが多いけど、このOM System OM-3は発売日以降、特にそうしたアナウンスもなく現在に至っている。
買いたい人たちの手に順調にわたっていることは喜ばしいのだけど、心のどこかで「あれ?もしかしたらそれほど売れていないのかな?」…などと思ったりもしたものだが、それはどうやら杞憂だったようだ。
先ほどデジカメWatchさんがSNSで伝えていた内容によると、あのMapCameraさんでの3月の売上ランキングでは、2位以下を大きく引き離して断トツ1位だったとのこと。その理由がどうやら「メーカーからの供給が安定していたため」らしい。いやあ、OM Systemさん、安定供給量の確保にがんばったんだね。
もちろん詳しい状況は分からないけど、でもたしかにSNSなんかを見てるとかなりの人気っぷりに見えるから、やはり売れていないわけじゃなくて、売れてるけど売り切れにならない供給量が維持されていた、ということなんじゃないかな。だとしたら、これほど素晴らしいことはない、いやほんと。
そりゃ、メーカー企業の効率化を考えたら、予測数値を大きめに想定し、それに合わせて製品を作りすぎてもマーケティング上はいろいろ負荷もかかるだろう。とはいえ、一方でユーザーのほうは「欲しいと思った時に、やっぱり欲しい」と思うのも常。この需要と供給のバランスの読み、その対応は相当難解なものだと予測する。
そんななか、決して大メーカーとはいえないOM Systemさんが安定供給をやってのけた。いや、大メーカーじゃないから、できた心意気であり果敢な試みだったのかもしれない。つい先日ブログに書いた通り、購入特典の気合の入り方も相当なものだったからね。
こういうOM Systemの姿を垣間見ると、もっともっと応援したくなるというのがユーザーの心情。僕は会員登録もしてるけど、クーポンの提供やメルマガも頻度高くこまめに対応してるなあと感じる。いやあ、グッドジョブだよ、OM Systemさん。



とはいえ無理はしない範囲で、これからもユーザー思いのその視点でなんとかがんばってほしい。ユーザーはファンであったりもするから、それ相応の理由があれば我慢もできるし、応援もするからね。そうやって「一緒に作り上げる関係」みたいでいられると、なんかいろんな意味でエネルギーになる気がするなあ。
OM Systemファミリー。そういうと言い過ぎかもしれないけど、気持ちはね、そのくらい熱いものを胸に秘めて、写真界隈を盛り上げたいものだ。これからも、どうぞよろしく。OM Systemさん。