あいかわらず「X100VIが手に入りそうにない」という話題で持ちきりだけど(変な盛り上がり方だけど笑)、それなら「X100VIを買ったつもり予算で、他のカメラを検討するのもアリじゃないか」という議論が巻き起こってるのも興味深い。
実際、X100VIは素晴らしいカメラだけど、「レンズ交換」ができるカメラは楽しさの幅が広がるという意味で、やっぱりカメラの醍醐味だ。
いわゆるコンパクトなコンデジの代役というなら、FUJIFILMならX-Eシリーズが筆頭だろう。最新だったX-E4もすでに販売終了していて後継機が出るかどうかは定かじゃないけど、初代X-E1からX-E2、X-E3までどれを選んでもいまでも不満のない写りと使い勝手なので、中古アイテムでまったくも問題ない。これに薄型のパンケーキレンズをつければ「レンズ交換可能なコンデジ」のできあがりだ。
で、話はここで終わってもいいのだけど、僕が意外とおすすめだと思うのは、もうひとつ「X-T5」だ。FUJIFILMに興味のある人ならおなじみの一台だが、富士フイルムのカメラはこれまで使ったことがないのであまりよく知らないという人には、ひと言でいうと「小さいのに全部入りの凄いやつ」という説明がいちばん適切だろう。
何をもって「小さいのに全部入り」なのか?というのは、先日、富士フイルム公式WebメディアのIRODORIにコラムを書いたので、そちらを読んでもらえるとイメージがわきやすいと思う。
あと、X-T5を手にした時の感激度という点では、以下のまきりなさんの開封動画がいちばん臨場感があると思う。まきりなさんはカメラ関連のYouTubeチャンネルを運営されているおなじみの方で、それこそ百戦錬磨で数々のカメラを使われてきた巨人だけど笑、そんなまきりなさんがX-T5をどう評価するのか?という意味でも興味深い。
いやあ、見ていてこちらも思わず笑顔になる動画である。そして、じぶんの感性にヒットするカメラを手にした時の感動みたいなものが実に豊かに表現されている笑。カメラ関連のレビュー動画はいろんな人がアップしているけど、細かなスペック云々よりこうしたエモーショナルなリポートのほうが断然「良さがわかりやすい」。
この動画にはその後、後編や野鳥を撮るための超望遠レンズ装着篇などもあるみたいなので、そちらもぜひご覧いただきたい。
このX-T5が、クラシックな撮影所作が楽しめて、なおかつ小型コンパクトで、ファインダーも写りも素晴らしいとなると、これに薄く小さなレンズをつければ楽しくないわけがない。それこそ近所の散歩からストリートスナップ、自然風景撮影から望遠レンズによる野鳥撮影までなんでも来いだ。
それでいてボディそのものは、X100VIと同じくらいの値段で手に入れることができる。ちょっと冷静に考えると凄い高性能機を代役にチョイスできてしまうわけで、これを選択肢に入れないのはもったいないレベルだ。
X-T5もまた爆発的な人気で発表からしばらく入手困難が続いたけど、ここにきてようやく注文も可能になってきた。程度のいい中古品も見かけるようになってきたから、確実に手に入れるという意味ではX100VIよりも入手しやすいカメラでもある。
本来なら実物を使ってみないと良さが伝わりにくいのだけど、まきりなさんの開封動画を見ればそのあたりが疑似体験できる笑。
いっそ、X-T5にいってしまうというのは、なかなかアリなのである。悩ませるつもりはないけど、これはお伝えしておくべきだろうということで、ちょっとブログに書いてみた。カメラ選びは悩んでる時期がいちばん楽しいのである。
★今日の注目商品をチェック!