FUJIFILM X-T1

ついに、初代機X-T1〈グラファイトシルバー〉を手に入れた。

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FUJIFILM X-T1 graphite silver edition

先週、たまたま馴染みのお店でXシリーズの初代機のひとつ「X-E1」と遭遇してめでたく手に入れたわけだけど、幸運は続くもので同じく初代機のひとつである「X-T1」とばったり遭遇し、綺麗な個体だったこともあり連れて帰ることとなった。

今年の年頭の豊富は「カメラは増やさない。レンズとアクセサリーは時と場合による」というものだったんだけど、富士フイルムXシリーズの初代機は「別腹」と考えるしかない。僕にとっては新製品よりもある意味で特別な存在なので、思い切って購入することにした。

X-Tシリーズはいま使っているX-T5の前に、X-T2を使っていたんで、大きさや重さの感覚はほぼ同じでそれほど驚くことはなかったけど、手ぶれ補正のないボディの薄さと軽さ、少し丸みを帯びたクラシックなボディはあらためて独特の味があるなと思った。

この個体を見かけた時、ボディカラーが特別色のグラファイトシルバーエディションなのもいいなと思った。いま使っているいわゆるスタンダードなシルバーのX-T5とも区別がつくし、またひと味違った雰囲気も楽しめる。こういう少し変化球でX-T1に巡り会えたことを考えると、写真の神様はやっぱりいるんだなあと笑。

これで、Xシリーズの初代機がひと通り揃ったことになる。X100、X-Pro1、X-E1、そしてX-T1。別にコレクションで集めようとしたわけじゃないんだけど、Xシリーズが10年を経過して、こうして僕のもとに初代機が揃ったのはやはり僕にとっての運命なんだろうとも思う。

そういえば、富士フイルムの開発秘話動画で「いちばん苦労した印象深いモデルはX-T1」と開発陣の方々が言っていた。その言葉がどこか僕の中にも強く印象として残っていて、いつかはそのX-T1という産みの苦しみのルーツを感じたいなと思っていた。

初代機には、高き理想とそれを突破するための思いが凝縮されていると感じている。その一端を、このX-T1で堪能したい。2024年の始まりは、Xシリーズの始まりをなぞることからスタートした。なんとも不思議な気もするが、これ以上なくワクワクしている。

明朝の試し撮りが楽しみである。

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